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それはいつも見る夢、僕の周りがいつも笑顔で溢れている

そんな夢を僕は体育のプール授業後の昼休みに見ていた。

≪キンコーンカーンコーン≫チャイムが鳴るのを目覚ましに机に突っ伏す

様にしていた顔を上げて退屈な授業の準備をするため目を開け

る。

すると僕は目の前に人が立っている『あれ?こんな人クラスに

いたっけ?』と眠気眼を擦る、でもやっぱり見たことがない。

そして周りを観る教室にクラスメイトが誰も居ないそして

ふと自分で気づいた「これ夢なんだ!」と声に出しもう1回

眠るため顔を机に突っ伏すと『ッバーン!!』と頭を叩かれた

「あいたっ!!」頭を抑えながらもう1度上を向く。

満面の笑みでハリセンを肩に乗せるようにして持っている女性

がいる服装は、学校指定のブレザーで髪型はポニーテール

そしてシャツが張り裂けそうなくらいの爆乳である。

「あのー僕なにかしました?」と女性に尋ねる。

「だってこんな美少女があなたの前に現れているのに無視するん

だもの」

なんて理不尽なんだと思ったがこの状況はおかしいとやっと

気づきはじめた。

「あのーこの状況なにかわかります?」と女性に聞くと

「やっと変だって気づいたのね。」と話を続ける

「ここは神界あなた死んだのよ」と女性は言う「えっ?」

と僕はこの状況が全然把握できないだって僕は教室でただ昼寝

していたはずなんだから。

そして女性がはなしはじめた「あなたの居た地域は大地震が起きて学校は倒壊、昼寝してたあなたは逃げれず下敷きよ」と言った。

嘘だと思っただって逃げ遅れたのではなく寝てて下敷きなんだか

ら、誰か起こすでしょ!と思ったから。

「嘘だと思ってるだろうけど事実よ、あの時あなたのクラスメイト移動教室で視聴覚室に行ってたもの」

「はっ!」と気づいたプールの後、社会で戦争の映画視るって

いってたーー!!とやっとこの状況に合点がいった。

「ということは貴女は神様的な存在かその近しい人って事ですよ ね!僕は天国にいかせてもらえるのでしょうか?僕の人生わりと

パッとしないので悪いこととかもしてないと思うんですが」

と死に納得しその後の処分が気になる僕である。

だって地獄とか痛そうなイメージがあるし痛いのは1番嫌いだし

何より僕の人生パッとしないけど寝ることさえ出来れば満足

だったし別に生への執着とかもなかった両親も

『死ぬときは死ぬ!死ぬ人は神様に死を許された人なんだ』と

よく言ってたものだ。

でも死んだ実感無さすぎて自棄になっちゃってる感じも無きにしもあらずって感じなんだけども。

「いや天国いかないわよ」と主張し過ぎている胸を腕組で持ち上

げて言った。

「えっなんでですか!?」驚きだなんも目立ったことしてないの

「まさか死ぬと思ってなかったからね」と口に手を当てて言う

「それって惰眠で死んだから地獄ってことですか!」と半泣きで

言った

「それも違うわね~」と勿体ぶる

「はっきり言ってぐだざいよ~」ともう本泣きで言う。

「だからもう1回違う世界でやり直しましょうか!」満面の笑み

だなスゲー美人

「ん?今なんて言いました?」

「だからやり直しちゃおう人生!」とサムズアップしながら言う。

「まさかなんか流行りのやつやっちゃうかんじなんですか嫌ですよ!僕、戦うキャラじゃないし天国でゆっくり昼寝したいんですよ!」と力説する僕。

「少し良いスキルあげるから~ちょっと世界を救ってきなさい」

と軽く言って僕を指差し空中に円を書くと僕の足下に穴が出来た

そして僕は落ちていく。

「僕の言い分全然聞いてくれないんですねー!!」と叫ぶ

「だって女神様だもの~」と言ってたそして僕はまた意識を無くし新しい世界に旅立った僕、新見拓海の物語は始まってしまう。


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