努力が未来
いきなり言ってしまいましょう。
不合格になりたくないのなら、限界まで勉強してください。
一分一秒でも脳に暗記系を詰め込んで、問題を一問でも多く解いて、気が狂うほどの量をこなして、最後は天命に委ねてください。
そして、第一話でも言いましたが、周りに娯楽を置くのは避けるべきです。
……なぜこんなことを言うのか?
私ができなかったことだからです。
はっきり言って、私は受験を舐めていました。慢心ですよ。慢心。
小学校六年生で受けた中学受験ですら、あれだけできなかったのに一校は受かっているんだから、大学受験でも全落ちはないだろう。
そう考えていた時点で負けていました。
天と地ほど、中学と大学では差があります。
学校によっては、競争率もかなり激しいですし、最後まで気を緩めずにできるかで、大きく変わります。
そして、私の場合、そもそも一般受験で大学に行こうとしたのが間違いだったと思うのです。
大人しく何かしらの推薦を使うべきでした。
学校の定期テストでいくら高得点が取れていようと、一回の模試である程度良い成績が取れようと、受験本番で点を取らなければ、ゴミ同然の価値しかないのです。
私は自分で言うのもなんですが、高校生の時の学校の成績は、非常に良かったのです。
推薦の話も一つだけ、私にはきていました。
しかし、私はアホなことに断りました。
周りの友人達が次々と進学が決まる中で、私だけは、最後の方まで一般受験の勉強を続けていました。
自分だったら、もっといい大学に行けるはずだ。私はそう信じて疑わなかったのです。調子に乗っていたのです。
それが大きな間違いだとも気づかずに。
また、私は受験生としても、失格でした。
私は、大事な勉強の合間にスマホを使っていました。連絡用として、です。
私は家だとあまり集中できない性格だったので、よく塾や学校の教室、図書館で勉強していました。
ですが、私はスマホを使ってニュースを読んだりしていたのです。なんなら、スポーツの中継も少し見ていました。
そうです。私はネットを見てしまっていたのです。
寝る時間以外も、ダラダラしていました。嫌になって、全く勉強をしていない数時間がありました。
夏休みは特にやらかしましたね。
毎日、机に向き合えていたのか微妙です。
もちろん、決して休むなとは言いません。適度な休息が必要なのも事実です。
ですが、休み過ぎたら人生単位で詰みます。
ユーチューブ?
ああ、使ってましたね。今日は7時間勉強したから少し見ちゃおう~……と。
ふざけるな。
勉強しろや。クソ自分。
今すぐ、そのスマホを破壊しろ。
そんなことを、当時の自分に殴りかかってでも言ってやりたいものです。
親の目を盗み、ちゃんと全てを勉強に費やしているように、私は周りを演じていました。
いきなり急に、高三から勉強三昧の日々を送れと言われても無理だよ~。
なーんて、甘いことを思っていた自分を、マジで泣くほどボコボコにしたいです。
当たり前なんだよ。勉強することは。
なんなら高校2年生の春からずっと勉強している人や、中学一年生から毎日頑張っている人もいるんだぞ?
勝手にどこか受かるだろなんて思ってんじゃねぇよ。
大学側は事情とか関係なく落としに来るからな、マジで。
だから、結局、季節関係なしに、一日十数時間も寝る間も惜しんで勉強するしかないのです。
ほんの数時間で受かる人は、ごく一部の限られた天才か、十分すぎるほどの時間を勉強に捧げてきた怪物。あとは、説明不可能の宇宙人しかいません。
もちろん、仮に恵まれた環境であったとしても、全員が全員、努力できる真面目な人間ではありません。世の中には、努力ができる環境でも、その努力を実行に移せない人がたくさんいます。
私のように、形でやってるように見せている、本当の努力ができない人間がいるのです。
だから、一日十数時間も勉強のできる人は、それだけで尊敬に値します。
そうなれるように、最初から十数時間ではなく、3時間・4時間から初めて、徐々に勉強時間を増やしていくのも手だと思います。
ですから結論。
身の程にあった受験をしてください。
そして、体を壊さない範囲で、勉強をしまくってください。孤独だったとしても、構いません。
得意科目を復習しつつ、苦手な勉強を嫌でも向き合って続けてください。逃げるな。
別に、死ぬわけではないのですから。
人間はめんどくさがる生き物ですが、受験に限っては、そのめんどくささを潰しましょう。
よく言う一日何時間とかは気にしない方が良いです。
時間があるだけ勉強してください。
受験勉強は、何かの力を頼ってもいいから、ひたすらに努力を重ねるしかないのです。
ネットは問答無用で封じ込めましょう。
できないのなら、無理です。
私と同じく全落ち確定です。
だから、人生を本気で変えたいならば、本当に極限まで勉強してください。




