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自称進学校

 

 私の通っていた学校は、自称進学校でした。

 最近流行りの中高一貫の学校です。


 大体場所は、日本の内陸部をイメージしておいてください。


 ただし、偏差値はそこまで良くはありませんでした。特定されたくはないので、どれくらいかは書きませんが、偏差値50に達しているのか怪しいくらいです(今はそれ以上あるかもしれませんが)。


 そんな学校に進学した理由は、頭が悪くても良い大学に行けると言われていたから。


 あと、そこくらいしか行けそうにないからでした。


 そして、教育はかなり偏っていました。


 悪いところばかりではないんですよ?


 親しい友人ができたことは感謝したいですし、好きな教科の先生と話が合ったことは僥倖でした。学年主任も基本的には真面目で良い人でした。


 ただ、生徒間の嫌がらせのような行為はありましたし、食事は良いものと悪いものの差が激しかったですし、何より人間として心配になる先生がいました。


 私の苦手だった英語の教師は特にそれが顕著でして、某有名大学出身の方だったのですが、高校三年生の春くらいに、


「は? これくらいできて当然だよね? 私の場合はね____」

という感じで、共通テストやMARCHレベルの問題を出して、「当然できるよね? 私のときはできたんだから」、と一方的に押し付けてくる人でした。


 ……いや、できるわけないだろ。


 ここにいる人たちの過半数以上が、アンタほど頭が良くないんだ。

 基準を勝手に定めるなよ。


 心からこう思いました。本当に。


 えげつないほど上から目線でしたし、「こんなのもできないの?」とかたまに言って、生徒を笑っていました。


 作るテスト自体も、筆舌しがたいほどひどいものでしたし、二度とあのような英語の授業は受けたくないと思いました。


 そのほか、すぐに癇癪を起して職員室に帰る人だったり、教えている途中で発狂する教師もいました。


 どうやって彼らが今まで生きて来れたのか、私自身もびっくりです。


 課題も、とんでもなかったですね。


 量が終わるのかと疑うほど多かったですし、課題暗記テストも数えられないほどありました。


 模試も、何かとの癒着を疑うレベルでたくさんありましたし、都市伝説だった「3年0学期」も実在しました。


 受験のプロ? 

 ああ、そんなのいません。

 

 いたらあんな受験はしていませんよ。うん。


 さて、ここまで書いておきましたので、この第二話の結論を言いましょう。


 そもそも学校が良くなかったら、絶望的です。自分自身の行動で変えるしかありません。


 学校の関係性だって、大きな影響を生徒に及ぼすのです。


 誰だって、素晴らしい環境で勉強できるわけがありませんし、学校に全員が楽しいから登校するわけではないのです。


 ですので、まずは、塾の先生でも、何かしら先輩でも、ネットの専門講師でも良いので、頼れる本物の受験のプロフェッショナルを見つけましょう。そして、できれば教わってみましょう。


 私の場合は塾に通い、英語を主に学んでいました。


 個別指導で通っていたのですが、学校の英語教師よりも、数十倍的確なアドバイスをくださっていたので、少しずつ英語は改善していったように思います(それでも、受かりませんでしたが)。


 国語も共通テストと志望校を中心に、長文読解を鍛えていました。


 ただ苦手だった英語と、得意な立った歴史を優先したためか、最後の方になるにつれて、徐々に時間が少なくなってしまった気がします。


 もっと、公平に時間を振り分けてやるべきでした。


 私は歴史の暗記と英語の長文にばかり気を取られて、国語を疎かにしていたのです。


 そして、私はよく遅刻していました。


 理由はありました。先生のご都合で急に時間が気づかぬうちに変わっていたり、単純に私の家が遠かったのもあるのでしょう。


 しかし、私はそれに加えて、塾に行くこと自体が数年振りだったり、学校から帰った後で体力を消耗していたり、とにかく言い訳ばかりしていたのです。


 そんなこと関係ないのです。


 疲れていようが、何であろうが、それでも勉強するのが理想の受験生なのです。


 ちょっと休憩したら、塾に行くべきだったのです。勉強をやるべきだったのです。


 ……強いて言えば、運動もやっておくべきでした。


 部活はほぼ帰宅部で、幼稚園から通っていたスポーツの習い事も辞めてしまっていたので、体力があまり付いていなかったのは、正直、かなりの痛手でした。


 ですので、多少は運動も必要だったと思っております。


 このように。私はこの時点で多くの取り返しのつかない失敗を犯していたのです。


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