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JOE TEMPEST 「異世界転生して特殊能力を授かった男の物語」  作者: 三海怜


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第51話

核戦争後の荒廃したパラレルワールドでの本編『光と陰ー織りなす夢の形』のスピンオフとなります。

主人公ジョー・テンペストはその世界で生まれ育った18歳の男の子。

ふとしたきっかけで未知の体験をしていくことになる異世界転生の物語。


まるで導かれたかのように古びた不気味な館に引き込まれ妖精達と出会う。

その妖精達との共同生活を通して、打ちひしがれたジョーの心に徐々に変化があらわれるのであった。この旅の行き着く先はなんなのだろうか? 

ジョーにもわからず妖精達と一緒に望みを叶えていく・・・


特殊能力を授かったジョーはエルフと獣人達との冒険に出るのだった。


本編も宜しくお願い致します!

「やりましたね!!! もう無我夢中でしたよ・・・」

「ありがとう!エリーゼ!!」


ちょうどその頃、島の外周から攻め上ってきた呪術師と鎧武士の軍団が近づいてきていた。鎧武士達は訓練した甲斐があり長距離銃で鬼達の頭を射抜きガマや狂犬達と連携を組んで弱った鬼どもの首を刀で落としながら進んできていた。

そして、ついに陰陽師は切り札であるオロチと龍も召喚したようだ。上空では朱色に輝く巨大な長い龍が舞い上がりイカズチを鬼の塊に向けて落としている光景は凄まじかった。地上では白い巨大なオロチが黒焦げになった鬼達を噛みちぎっているというまるで地獄絵のようである。


「陰陽師もやるな!! どうやらゼポニズム軍も順調のようだな!」

「では、エリーゼ!最後の仕上げといこうか!」

と言うと、2人は蜘蛛の巣に引っかかった黒鬼を食い倒したオクタゴンを帰還させて、蜘蛛の巣の破れた場所からビーストマスターが進んでいった洞窟の奥に進んでいった。


「ビーストマスターはどこまで進んだんだろう?」

ジョーは「ルミナス」と唱えると左指の先がランタンのように火が点り洞窟内を照らした。

まだ、負傷しただけで蠢く鬼達もいたため首を切りながら進んで行くと、どうやら洞窟の最終地点についたようだ。


あの大鬼はラスボスだろうか? 他の黒鬼達よりも巨体で6mはある筋骨隆々な巨大黒鬼がいた。

ビーストマスターは魔獣達が削ぎ取られたのか?消耗したのか不明であるが単身で向かいあっている。

『やばい、ビーストマスターのこの状態ということは・・・そうとうヤバイ相手だな!』

そしてビーストマスターに念じて指令を出した。

『俺たち3人で連携するぞ!ゴーレムを出してくれ!』

するとビーストマスターはまず自分の前方に土魔法で土のバリケードを造った。

『なるほど、そこから捻出するんだな!わかった!』

ジョーとエリーゼは時間稼ぎにそのバリケードの前に出てラスボスと対峙した。


「エリーゼ、俺があいつを弱らせるから、機を見て最後の雷を振るってくれ!!」

「わかりました! ジョー気をつけて!」

エリーゼはまずジョーの援護でウインドカッターを連発した。

鬼がそれを腕を掲げて防いでいるところに、ジョーは踏み込みロングソードで胸を突き刺した。

ラスボスはその一撃で一瞬怯んだのだが、やはりその傷はすぐに再生されてしまった。


ジョーは後ろに一旦後退し、今度はファイアーボールを連発したが効き目はなさそうである。

そこでやっとビーストマスターはゴーレム2体を生成し2体の人間型巨体がラスボスに近づいていった。


1体がボスを羽交締めにしてもう一体がデカい腕で杭のようにボスの頭を打ち砕いている最中である。

ラスボスの黒鬼もあらがいながら羽交締めを解こうともがいているのだった。

かなりのダメージを喰らっているようであるが、さらにあらがい締め付けていたゴーレムに亀裂が入り始めてしまったのだ。


『ヤバイ!エリーゼ、ここで勝負だ!』

ビーストマスター、ジョー、エリーゼと3人が並び、アースアロー、アイススピア、ウインドカッターと順に可能な限り連発した。すると土の楔が打ち込まれた体に氷の槍が刺さり、その傷口をカマイタチが広げた状態になっていったのだった。

「エリーゼ、今だ!!」


エリーゼは薔薇の剣を抜きラスボスに向けて振り下ろした。

すると雷の光の剣がラスボスの体を貫いた。

そこにジョーは好機を見い出し、すかさず飛び込んで行きブルーの自慢のロングソードでボスの首をザクっと切り落とすことに成功したのだった。

ジョーのこの一撃でラスボスの首は宙に舞い洞窟内に転がっていった。


「エリーゼ、念の為に心臓部分を刺しておこう!」というと2人揃って体だけ残った鬼の心臓部分目掛けて剣を突き立てた。するとその体は不動となり、100%魔素の集積であるラスボスオーガの身体は黒い気体状態となって消滅していったのだった。


「ビーストマスター、ありがとう!!よくやってくれた!!」と激励してから丁重に格納した。

「エリーゼ、ついにやったな!! これでやっと終了だよ。しかし、ビーストマスターがこれだけ苦戦したということはやつはとんでもないやつだったんだな!」

「存在自体が恐ろしかったですよ!今まで戦ったことがないタイプでしたね。」とエリーゼも同感のようだ。


「ところで、今回のお宝はここにあるのかな?」

「あっ、ジョー! あっちに通路がありますよ!」とエリーゼが叫んだ。

どうやらこの洞窟の左端に細い通路があり奥に行けるようなのだ。


「エリーゼ!行ってみようか!?」

「わかりました!また何か出て来るかもしれないので気をつけていきましょう!」






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