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JOE TEMPEST 「異世界転生して特殊能力を授かった男の物語」  作者: 三海怜


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第50話

核戦争後の荒廃したパラレルワールドでの本編『光と陰ー織りなす夢の形』のスピンオフとなります。

主人公ジョー・テンペストはその世界で生まれ育った18歳の男の子。

ふとしたきっかけで未知の体験をしていくことになる異世界転生の物語。


まるで導かれたかのように古びた不気味な館に引き込まれ妖精達と出会う。

その妖精達との共同生活を通して、打ちひしがれたジョーの心に徐々に変化があらわれるのであった。この旅の行き着く先はなんなのだろうか? 

ジョーにもわからず妖精達と一緒に望みを叶えていく・・・


特殊能力を授かったジョーはエルフと獣人達との冒険に出るのだった。


本編も宜しくお願い致します!

翌朝、マリア達は陰陽師の加茂と会った。

陰陽師配下の呪術師も交えて最終確認の会合であった。

そしてついに鬼退治は明日決行となる事になったのだ。


「我々は呪術師と鎧武士達を乗せて先に帆船で島に向かいます。結界を解いてから上陸することになりますが、まずはマリア殿達はあの空飛ぶ船にて空爆をお願い致します。もちろん鬼達も島から海に向かって溢れ出してくるのでこちらの船に乗船してくるものもいるかと思いますがどうにか我々と鉄砲隊一個小隊で防ぎます。その守備隊以外の呪術師と鎧武士達は上陸し鬼達を駆逐するように致しますが、ジョー殿らのご活躍を期待しております。」


「承知した、まずは空爆後に鬼達の洞窟がある中心部にジョーらが向かう。貴軍らは逆に岸から中心部に向かって攻めていってほしい。」とマリアが、

「俺の魔獣達は破壊力はあるが魔力の消費が激しいから長時間は持たない。リーダー格の黒鬼を中心に処理するができるだけ早くこちらにきて残った鬼達を退治してほしい。」とジョーも付け足した。


そして、ついに鬼退治の朝となった。海路を行くゼポニズム海軍はすでに出発していた。

マリアはじめジョーとエリーゼそしてアベル・エベルもフルアームドで乗船していた。

ブラックオルカ号師団長のデルマ達もついに戦かという印象で殺気が漲っているのだ。


「我々は上空から爆撃するので白兵戦の危険度はないが、ジョーとエリーゼは最前線で戦うことになる。可能な限りジョー達をサポートし鬼を退治するぞ!! それと、この島にはお宝がある!退治した後はみんなで宝探しと行こうじゃないか!!島の領有もゼポニズムと折半だ!」 とマリアが号令し出発した。


すでに、ゼポニズムの50隻の船団は島の外周を包囲しており、ツェッペリン号とブラックオルカ号3隻はその上空の中心地に向かって飛行していた。

ジョー達が洞窟上空についた時点で陰陽師が島の結界を解いた。

すると、予想した通り、周辺にいた赤鬼を中心に島から溢れ出し船団に向かって泳ぎ始めたのだった。


「キャノンボール投下用意! 投下!!」とデルマが宣戦布告をした。

ブラックオルカ3隻とツェッペリン号から砲弾が島の洞窟付近に向けて投下されると大規模な爆発があり、下界はすでに火の海と化していた。


島の外周では、50隻から個々にすでに上陸していた呪術師達を取り巻くように鎧武士達が長距離砲を構え効率よく3段構えにて発砲しながら島の中心に向かって侵攻していた。多数の狂犬とガマも呪術師達によって生み出され、先行してそれなりの成果を上げているようだ。ガマが長いシタで毒攻撃をし、痺れて動けなくなった鬼達を狂犬が複数で喰らうと言うフォーメーションなのだ。そして鵺に乗った陰陽師が宙から全てを指揮していた。


ジョー達の方はどうなってるのだろうか?

爆撃されて鬼が駆逐された洞窟前に降り立った。同時にマリアの飛行船団も空爆時とは違い低い上空30mに位置に浮遊しながら今度は長距離銃でスナイパーのように連射し鬼どもを狙い撃ちしているのだ。


ジョーはまず黒鬼がいそうな洞窟の入り口にオクタゴンを呼び出し蜘蛛の巣を掛けさせ出口を塞いだ。

そして、洞窟内に向けてファイアーボールを連発したため轟音と共に火災が起こり噴煙が発生した。

それに堪りかねた鬼のカシラである黒鬼達が予想通り拠点を退去してこぞって出てきたのだった。


だが、しかし、オクタゴンの蜘蛛の巣に阻まれ、同時にアイススピアの連発攻撃を受け30はいた黒鬼が10に減ったのだった。その中で武装している黒鬼は蜘蛛の巣を破りジョー達の前に姿を現した。太刀を振り翳し今にも襲いからろうとしている黒鬼達に、ジョーとエリーゼも剣を抜き応戦した。同時にジョーはビーストマスターも呼び出し魔獣を連れて噴煙が籠る洞窟内に侵攻させた。


やはり、黒鬼達の身体能力は頑強で筋力的にも並々ならぬ破壊力があった。鬼を抹消するためには首を落とす必要があるため、4肢や身体を切りつけてもすぐに再生してしまうのである。

「エリーゼ、やっぱり奴ら手強いな!」 俺が上空から魔法攻撃するからエリーゼは怯んだすきに首を落としてくれ!」

「わかりました!!」


ジョーは飛び上がり黒鬼達の上空からまずはファイアーボールとアイススピアを同時に発動しそれを防いている体勢の時に間髪を入れずにウインドカッターも連打した。

すると堪りかねた鬼達は防御のために動きが止まったのだった。

それを見たエリーゼは『私はジョーの剣!』とばかり剣に念を入れながら踏み込んで行った。

剣を右振り左振りとダイナミックに回転させながら飛び上がり彼女は10体いる黒鬼の4体の首を瞬時に切り跳ねたのだった。

「やったー! エリーゼすごいぞ!! 1発で4体撃破だ!」とジョーは上空から歓喜の声をあげた。


すると残り6体の黒鬼達がエリーゼ向かって突進してきたのだった。

彼女は先ほどの大回転で息を切らしていた。

『やばい!間に合わない!』と上空から見ていて思ったジョーは瞬時に猛スピードで降下していき、

両槍を大きく振り回しながら遠心力を使い右回しで1体続けて左回しで2体目の首を切り跳ねた。

残り4体はエリーゼに突進していったのだが、ツェッペリンから狙いを定めていたアベルとエベルがここぞとばかりに長距離砲を撃ち2体の頭を貫いたのだった。


残り2体がそのまま突進し、それを待ち受けていたエリーゼは最終兵器である薔薇の剣を左手で抜き斬撃を喰らわせたのだった。その1撃が2体の黒鬼に命中し黒焦げになった瞬間に右手の剣で右から左からで首を打ち落とした。

すごいぞ!!エリーゼ!! お見事! 全てやっつけたな!!」と戦闘を見ていたジョーが歓喜していた。






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