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JOE TEMPEST 「異世界転生して特殊能力を授かった男の物語」  作者: 三海怜


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47/59

第47話

核戦争後の荒廃したパラレルワールドでの本編『光と陰ー織りなす夢の形』のスピンオフとなります。

主人公ジョー・テンペストはその世界で生まれ育った18歳の男の子。

ふとしたきっかけで未知の体験をしていくことになる異世界転生の物語。


まるで導かれたかのように古びた不気味な館に引き込まれ妖精達と出会う。

その妖精達との共同生活を通して、打ちひしがれたジョーの心に徐々に変化があらわれるのであった。この旅の行き着く先はなんなのだろうか? 

ジョーにもわからず妖精達と一緒に望みを叶えていく・・・


特殊能力を授かったジョーはエルフと獣人達との冒険に出るのだった。


本編も宜しくお願い致します!

「エリーゼ、薔薇の剣を準備してくれ!」

ジョー達はワイバーンに追いついたのだが、すでに火を吐かれており城下町の裾が燃え上がっていたのだった。

ジョーは奴らの標的をこっちに向かわせるためと消火を少しでも助けるために7頭のワイバーンに向けてウォーターアローを放った。もちろん傷を負わせることはできたが致命傷には至っていない。


すると飛行している7頭が大きく羽ばたいてジョー達に向きを変えた。

7頭が隊列を組んでこちらに向かってくるのであった。

『やばい!さすがに7頭は相手ができない! どうする? そうか空間移動だ!』

「エリーゼ!奴らの正面から薔薇の剣を振ってくれ!振った後に空間移動で逃げるから!」

「わかりました!」というと中心目掛けてエリーゼは剣を振り下ろした。

剣からは稲妻が走り中心の2頭に命中し感電したワイバーンは落下して行ったのだが、他の4頭がジョー達目掛けて突進してきていた。


ジョーは習得したばかりのスキルである空間移動を発動し城壁の上に瞬時に移動していた。

危機一髪であった。落下したワイバーンを確認すると兵士たちが仕留めに走っていた。

『やばかった!少し遅れていたら激突されていたな! あと4頭か!』

しかし、エリーゼの薔薇の剣もあと一回しか振れない・・・ジョーの空間移動も再発動できるのかは不明である。


ジョーはワイバーン達を可能な限り町から遠ざけるため、砦の上を浮遊しながらウインドカッターとウインドアローを多数連発してみたのだった。

やはり効果はあり、バランスを崩したワイバーン達は向きを変えてまたジョー達目掛けて向かってきているのだった。


『今度はどうする??』

『シールドを張ってしまうと、エリーゼが攻撃できなくなる。今回も一か八か空間移動に賭けてみるか!?』

「エリーゼ!どうなるかわからないが、また奴らの真ん中に向けて薔薇の剣を振るってくれ〜!!」

「わかりました!」

エリーゼが振おうとした時であった。

上空からワイバーンに向けて火柱を吐きながら急降下してくる飛行体があった。

帝国直轄のワイバーンナイト3騎であった。

「あれは、ナディア達だ!!」とジョーは歓喜極まって叫んだのだった。

ナディアはゼスチャーで1番右端のワイバーンに薔薇の剣を発してくれ!と言っているようである。

それを瞬時に理解したエリーゼはナディアに従い雷柱を振り払ったのだった。


ワイバーンナイト3機は炎を吐きながら同時にドラコンスレイヤー用である大型の銛槍を撃ち込んだのだった。

その銛槍はワイバーンの硬い鱗装甲を貫き急所を射止めた。

3頭とも動きが止まり地上に落下していった。

また、エリーゼの雷を喰らったワイバーンもそのまま落下して行ったのだった。

『助かったー!!』ジョーは生き返った表情である。

「エリーゼ、ありがとう!!助かったよ!!」


すると獲物の落下を確認したワイバーンナイト達は浮いているジョー達に羽ばたきながら近寄ってきた。

やはりナディアと側近たちである。

「間に合ってよかった! この前のお返しだよ。では、また会おう!!」と言い残すとまた遥か彼方に飛んで行ってしまったのだった。


砦の方角を見ると、すでに時間切れか? ジョーの魔力が切れたのか?

ビーストマスターと魔獣達の姿はなかった。

オクタゴンの姿もなく、蜘蛛の巣に引っかかった魔獣達を王国軍兵士達がトドメを指しているところである。

また、何匹が砦を抜けて接近してきたアリに対してはマリア軍はキャノンボールで砲撃し、足が散在したところで兵士が頭を切り落としている光景が確認できた。


「エリーゼ!やったー!! これで終わったよ・・・今回は危なかったな!ナディアに助けられたね。」

「はい!よかったです。私たちは空ではスキルが発揮しにくいですから。しかし、ジョーの影の軍団の活躍もいつもいつも素晴らしいですね!!」

「そうだな!あいつら頑張ってくれたよ! 感謝感謝だな!」


城壁を見るとマリアが満面の笑みを浮かべて手を振っていた。



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