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JOE TEMPEST 「異世界転生して特殊能力を授かった男の物語」  作者: 三海怜


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第41話

核戦争後の荒廃したパラレルワールドでの本編『光と陰ー織りなす夢の形』のスピンオフとなります。

主人公ジョー・テンペストはその世界で生まれ育った18歳の男の子。

ふとしたきっかけで未知の体験をしていくことになる異世界転生の物語。


まるで導かれたかのように古びた不気味な館に引き込まれ妖精達と出会う。

その妖精達との共同生活を通して、打ちひしがれたジョーの心に徐々に変化があらわれるのであった。この旅の行き着く先はなんなのだろうか? 

ジョーにもわからず妖精達と一緒に望みを叶えていく・・・


特殊能力を授かったジョーはエルフと獣人達との冒険に出るのだった。


本編も宜しくお願い致します!

「ジョーもそう思うか!?」

「実は調査してわかったことがあるんだ。ここだけの話だが、あの鬼ヶ島には鬼達が何百年かけて集めた物凄い秘宝があるらしいのだ。あのマーメイドのセシリアも実はそれを狙っているのではないかと思っているんだ。」


「なるほど〜! そう言うことなのかな〜 でも、それってなんか腑に落ちるな・・・

まあそうだな!俺たちは冒険者パーティーでもあるからしてお宝は掻っ攫わないとな!!」といきなり力が入ったようだ。

「じゃー、マリア! いっちょ鬼ヶ島へ宝探しと行こうか!?

よっしゃー!! みんな危険は伴うがお宝を探して遠征を楽しもうぜ〜!!」

「おー!!」

と不思議に盛り上がってしまったのだった。


そして、長距離銃の生産が終わり納品に向かう時が来た。

マリアは自船であるマリアフレールツェッペリン号に軍船であるブラックオルカ艦3隻を伴ってガルマニウム王国のカリングラムを出航した。もちろん前回と同様にサヌアまでは空路である。

ブラックオルカ号はツェッペリン号の長さの約2倍あり体積は約4倍の巨艦のためバルーン部分も8倍近いオールブラックの巨大飛行船なのだ。

そのためキャノンボールの積載量は120発を保有し艦の4隅に投下ポートがある。また通常のキャノンボールを発射するいわゆる大砲も左右3門づつ装備している。そこにマリアの近衛師団が10名づつ乗務しているのだ。


今回は何事もなくサヌアに到達し今は大航海中である。

「一旦新都に着いたら長距離銃を納品するんだが、相手は素人だから私の近衛師団が彼らの教育を行わなければならないな。」

「そう言うことになるね。じゃその間俺たちは何をしていればいいんだ??」

「そうだな・・・ 陰陽師との作戦会議か??」


「まあ、それも必要だな。だが・・・実は私はゼポニズムの国民服というのか?あれが欲しいと思っているんだ。

オーダーメイドでな。帯で締めて柄が派手で変わった服ではあるが、なんか魅力的だと思わんか??」

『ああ、なるほど着物のことを言ってるのか!』

「まあ、マリアの国でもパルフィン帝国でもお目にかかることはできない代物ではあるね。」

「きっと姫にも似合うと思うよ! 色は?」

「そうだな〜 好きな青系がいいかな!? ジョーはどう思う??」

「いいと思うよ! うーん、でも赤もいいんじゃないか!? それは多分キモノと言うんだけど着物屋に探しに行くかい?」

「いいねー 見立てる者も必要だから付き合ってくれるか!?」


「あらあら、ジョー! 何をお二人で内緒なお話しているんですか!? 私も入れてくださいよ!!」と

エリーゼも乱入してきたのだった。

「そうだ、エリーゼも着物屋とやらに行くか?」

「KIMONO??」

「そう、ジョーが教えてくれたんだが、ゼポニズム皇国の民族服みたいなやつだよ!」

「あー あれですか!! 私も欲しいですよ!」

「色は何色がいい?」

「そうですねー 薄いブルーとかってありますか?」

「ああ、あると思うよ! エリーゼに合うね!」

「じゃ、みんなで着いたら行ってみるか!」と盛り上がった。


そうこうしているうちに、マリアの部隊は新都に到着したのだった。

再度帝に謁見したのちに陰陽師と作戦会議を持った。

メンバーは先方は陰陽師とその配下の呪術師2名、そしてジョー側はマリアとエリーゼの3人である。


「皆さんが帰国した後にうちの呪術師達にあの鬼ヶ島の魔素を調査させてみたのだ。結果興味深いことがわかった。まずはこの島の地図を見てくれ。この中心にある山の麓に魔素が極めて強い場所があるのだ。」

「なるほど・・・ここの地形は?」

「島の外周から地形も調査したのだが、どうやら山の奥へと続く洞窟のようなものがあるらしいのだ。」

『洞窟?? では、これはいわゆるダンジョンなのか!?』とジョーが直感的に思ったのだった。


「そして、鬼たちはその洞窟を寝ぐらにしているのだ。この数からして鬼たちが小さな洞窟に仲良くまとまっている可能性は低いから、我々としては中に奴らの街のような機能があるのでは?と推察しているのだ。」

「なるほどね!」

「なんかアリの巣みたいだな・・・」とジョーがボソッと言った。

そして、マリアが陰陽師と予め立てていた作戦を共有した。


「なるほど、貴国の戦艦の攻撃力は素晴らしいですな! それとジョー氏の召喚術も。

私は陰陽師としては、まず島の結界を維持するのと、式神を総動員してあなた達の作戦に沿うように誘導させるようにしましょう。それと狂犬、ガマ、鵺、オロチ、龍を使役し可能な限り鬼を減らすように致しましょう。

狂犬3頭は私の護衛に、ガマは多数使役できますのであなた方の巨大蜘蛛の巣に引っかからなかった鬼を酸で溶かすようにします。鵺は飛行可能になるので私らの移動に使います。オロチと龍は最終兵器として最前線で戦わせるつもりです。巨大オロチは毒を持ち、龍は空から落雷と火焔を吐きますが・・・ただ長い時間は無理です。」


マリアは、「わかりました。それでいきましょう!! ただ、この戦い、私の国にとっては何も利益がないもの。

鬼を退治できた暁には、この島の利権を折半したいと思います。どんな利益があるかは全くわかりませんが。」

「よろしいでしょう。我々としては鬼を退治できれば国がまた一つに纏まる方針が取れるので有難い話です。」

という流れで、島の利権と鬼退治の作戦が合意したのだった。


「では、長距離銃の訓練が必要だと思いますので、私直轄の部隊から10名をその訓練に充てられますがいかが致しますか?」

「それはそれは、是非とも。では、鎧武士の武士長にそちらに伺わせるように命じます。」


「さて、これで話はまとまったかな?」とジョーが。

「じゃー 街に繰り出そうぜ!!」

「では、呪詛師を1人案内役につけるとしましょう。」と陰陽師が言った。









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