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JOE TEMPEST 「異世界転生して特殊能力を授かった男の物語」  作者: 三海怜


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第12話

核戦争後の荒廃したパラレルワールドでの本編『光と陰ー織りなす夢の形』のスピンオフとなります。

主人公ジョー・テンペストはその世界で生まれ育った18歳の男の子。

ふとしたきっかけで未知の体験をしていくことになる異世界転生の物語。


まるで導かれたかのように古びた不気味な館に引き込まれ妖精達と出会う。

その妖精達との共同生活を通して、打ちひしがれたジョーの心に徐々に変化があらわれるのであった。この旅の行き着く先はなんなのだろうか? 

ジョーにもわからず妖精達と一緒に望みを叶えていく・・・


特殊能力を授かったジョーはエルフと獣人達との冒険に出るのだった。


昼間はエリーゼと共に警戒に里をまわり、エルフ族の人々とも段々と親しくなってきた。

また、大樹の中に造られた部屋は意外と居心地がよく、食後は3人の精霊も呼びだして賑やかな日々を送っていた。

前世でも友達という存在が皆無だったジョーにとっては本当の故郷に感じるぐらいに馴染んでいるようだ。


里の警戒の合間にジョーは武術の訓練も欠かさず行っている。

3精霊が憑依した状態での戦力はすでに特訓済みであるため、

まずは通常態のアサシンとしての戦闘力を高めるべくナイフ技での接近戦を剣士エリーゼ相手に高めているところだ。


そしてナイフ技にプラスし、接近戦で敵にデバフを与えるニードル攻撃技には毒・麻酔・火炎を用意できた。また隠密での情報収集を想定して気配察知能力と逆に気配を消す能力も身につけることができたのだった。

『これで、俺は、単独で敵の陣地に乗り込んでいき敵の状況を掴む。そして、暗殺が可能になるな。その時テイムが可能であればテイムもできるか・・・で、見つかったら、まずはナイフで接近戦で逃げる、戦闘になった場合は、3精霊を呼び出しブルーとブラックが俺に憑依して、ホワイトが後方から支援! うーん、いい感じだな!!』とシミュレーションをしてみると、ホワイトが持つ空間移動魔法があれば完璧であると実感した。

『しかし、あれは難関中の難関だな〜 もっと経験を積んでレベルを上げないと・・・』


『まあ、でもその間はエリーゼと共に戦い、瞬発力が高い彼女に剣・弓そして風魔法で時間を稼いでもらえれば、テイムした妖獣も呼び出して待避できるか!? 妖獣はオクタゴンだけだから、これも徐々に増やしていかないとな・・・』と戦闘時に対する自己整理もできたようだ。


こんな風に成長した2人を、この辺で描写してみたい。

まずジョーであるが、そもそも気が抜けた頼りないイケメン風であったが、今では鍛えた身体が眩しい筋肉質に精悍な表情の大人の顔が載っている。髪型も背中まであったロン毛を耳にあたりで綺麗に揃えセンターパーティングしたブロンドで文句なく格好は良い。そもそもジョーに好意を寄せていたエリーゼはその立派になったジョーに対して今ではもうメロメロ状態であった。今ではジョーの心の奴隷となっているが、彼自身奴隷扱いはしていないため側からはカップルのように見える。


では、エリーゼであるが、ジョーが奴隷商から買った時は病弱の痩せっぽちのエルフであったが、ジョーと一緒にしてきた訓練の賜物で彼女の体は成長し筋肉質の8頭身の綺麗なプラチナブロンドのお姉さまに変貌していた。そしてすでに17歳になっていた。そもそもの美貌にスラッとした透き通るような容姿そして柔らかい表情にはエルフ独特の魅力が発散している。


また、ジョーも19歳になったが身長は変わらないのでお気に入りの漆黒のフード付きマントを引き続き愛用している。一方エリーゼは身長も伸び165cmになったためジョーに買ってもらった大好きなグリーンの服は着られなくなっていた。またジョーに一式買ってもらったのだった。

その姿はホワイトベースに要所要所にシルバーに輝くアーマーが付いた輝く女剣士となっていた。そして愛用の剣は西洋のソード類は彼女の場合俊敏性に欠けるという判断となり今では白い刀に変わっていたのだった。まさにジョーの刀役というイメージにぴったりである。

という風に2人は対照的な出立ちとなっていた。


今は訓練と里の警戒の後、5人でくつろいでいるところである。

「そろそろ2週間が過ぎようとしているけど、族長が言う魔獣の群れっていうのは現れないわね?」とブラックが言うと、エリーゼが。「でも、ここに滞在していたら、私の里ではないですけど、エルフの方々と親しくなれてまるで故郷のように思えてきました。こういった場所を1つでも持てることは心の支えになるので、これからの冒険でも精神的にも強くなれると思います。やはり帰る場所があるってことは気持ちに余裕が持てる気がします。」とジョーにも響くことを言った。

「そうだよな、俺も帰るところはないからエリーゼと同じ気持ちになっていたんだ。まあ、精霊の皆様にはわからないとは思うけどね。」と言って笑っている。


「それに!やっぱりエルフの女性って綺麗だよな!子供も可愛いし」と付け足すと、エリーゼが、「あら、ジョーは私という相手がいながらなんてことを言うんですか!」と言ってプーっとご機嫌斜めになった。

すると「コンコンコン!」という激しいノックの音が聞こえた。 精霊たちが姿を消した後、

「どうしたんだろ?」と言いながらドアを開けると、族長の下のエルフが真っ青な顔で立っていた。

「ジョー様、この里が魔獣に包囲されてしまいました。どうかお助けください!衛兵がすでに数人やられてしまいました・・・」


「わかった!すぐ行く!」と言い、2人は武装し広場に向かった。

すでに戦えるエルフは全員武装し弓を構えて魔獣達と対峙しているところであった。

珍しく武装した族長が、「この先で奴らを発見した衛兵が排除を試みたのじゃが、魔獣のあまりの多さに返り討ちに遭ってしまったのじゃ、その間に我々は武装しここに集結したばかりじゃ。」と状況を説明してくれた。


「わかりました、やっと俺たちの出番ですね! では、あなた方は弓でサポートしてください!決して前線に出て無理をしないように。よし!エリーゼ行くぞ!!」

「はい、わかりました!!」

2人は魔獣の群れの中心に突進していった。

魔獣はいくつかの種類で構成されており、狼型、熊型、兎型、山猫型など様々である。

エリーゼはジョーと並んで、魔獣達を切り刻んで進み一区画の空きができた。

そこで、ジョーは「オクタゴン、カムアウト!!」と叫ぶと、彼がテイムした妖獣ジャイアントスパイダーが姿を現した。テイム前よりも大きさが2倍になっている。

「よし、オクタゴン、こいつらをヤレ!」と命令すると、お尻から太い蜘蛛の糸を噴射し魔獣達を絡めている。

それにより動きを封じられた魔獣達はパニック状態となっていた。


「エリーゼ、あいつらを今のうちに切って切ってキリまくるぞ!!」と言いながら突進していったのだった。

その時ブルーが憑依しロングソードとシールドを構えたルックスに変わっていた。

そしてジョーは、その後にブラックも憑依させて、

「ブラストバーン!!」と叫ぶと灼熱が爆風に乗り前を塞いでいた魔獣達が黒焦げになった。


魔獣は300以上はいるであろうか?キリがない!

後ろにはエリーゼがついて来ており、サイドから襲いかかってくる魔獣を切り倒していた。

またエルフ達も後方からオクタゴンが巻いた魔獣達と弓で応戦しているのが見えた。


すると魔獣の群れの後方に人型の何かが見えた。

『あれは黒い甲冑を着たダークエルフじゃないのか!?』

「ブラック、あれはなんだ??」


本編『光と陰ー織りなす夢の形』も宜しくお願い致します!!

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