本領の新魔牛事情
野生の王国の白黒牛の間で、ベルフラワーでの授乳&ミルク提供アルバイトが人気になりつつあると聞いたリンは 運営員会で報告するとともに 今後の対策を検討した。
「牛の妊娠期間は約280日
出産後1か月で次の妊娠は可能とはいへ、これは母牛の寿命を縮めるからNGね」リン
「牛の出産可能年齢は2歳~12歳
しかし若年出産と高齢出産も 母体への負担は重いだろう。」ライト
「ベルフラワーでの白黒牛の搾乳可能量は
分娩後3か月くらいまでが 毎日70キロくらい
6か月 50キロ
その後分泌量が減り、10か月で約10キロになったわ
えさは1日30キロ 」メリー
「ホルスたちに言わせると、ベルフラワーにいると授乳中の妊娠を避けることができるから、分娩後10か月以後も乳を出すのが苦にならなかったそうよ。
その代わり 搾乳がなくなるとすぐに分泌も止まったそうだけど」リン
「現在現在本領にいる魔牛は
黒牛雄 くろ・ダーク
黒牛親子:子供達が乳離れ(生後3か月)したら、母子は野生の王国に帰る予定
子はベル歴3年2月生まれ
クッキー(母)コク(父) リキ(雄) サラ(雌)
チョコ(母)ブラック(父)ビタ―(雄)スイート(雌)
コク・ブラックはベルフラワーに残りたいって。
クロ・ダークによると、野営の王国に1年に一度、できれば春に1か月くらい帰省できるなら このままずっとベルフラワーで暮らしたいそうよ。
白黒牛
妊娠中 ホルス・スタイン(5月初旬出産予定)
ホワイト(母)ーミルク(雌2月生まれ)」
「気を悪くしないでほしいけど、春に1か月も黒牛に抜けられるくらいだったら
受胎希望の雌に来てもらって・・・」
女性たちから白い目を向けられ口ごもるライト
「黒牛達によると それでもいいけど 帰省してのびのびするのもすてがたいそうよ。」笑いながらのリンの解説。
「ホルスによると、草食動物の雄は浮気者なんですって」
「ならば リキとビターを残して仕事を覚えてもらって、黒牛6頭でシフトを組んだらどうだ?」フォーク
「クッキーとチョコはそれでもいいと言ってたけど、コクとブラックは野生の王国に戻って3歳くらいまで体を鍛えてからこっちに来たほうがいいと言ってた。」リン
「黒牛雄の里帰り等については保留にして とりあえず母子の帰還は決定だな」
バクー
「異議なし」全員
「白黒牛については、1年契約ではなく 半年契約にしたらどうだ?」フォーク
「基本的には 春生まれが多いから、
それに乳あまりの餌不足の時なら滞在期間は産後10か月までという制限に協力してくれそうだけど、
白黒牛達の狙いは 安心して出産・子育て・無理な妊娠を避けたいにあるからなぁ・・
むしろ こちらに来る頭数を1回乳牛2頭までに限定するほうがいいと思う」リン
「じゃ なんで 3頭連れてきたんだ?」
「ホルスとスタインはすでに予約済みだったし
私が 今年に限って言えば5・6月にホルスたちを迎えに行けるかどうか自信がなかったから。
野生の王国とベルフラワーとの間の土地の危険度が上昇し続けているから
私やドラが 牛達を迎えに行けないこともありうる。」
「黒牛雄も白黒牛雌も働き者だけど、よく食うからなぁ、
牛達の都合で こっちに来る頭数を増やされるときつい」ライト
かすかにうなづくレオン。
「私もそう思う。 ごめん」リン
「去年今年は仕方がないよ。
こっちも なにもわかってなかったから」ライト
「まさか 野生の王国の牝牛たちが こっちにアルバイト感覚で来たがるなんて思いもよらなかったわ」メリー&マリア
うなづくティティ。
「牛やコカトリスの恋愛・家族事情を聞いていると 我々も男としていろいろ考えさせられるよ」フォーク
「考えすぎだよ」レオン
※第27話は 本日 夜8時に投稿です
(参考)
乳用牛のからのひみつ(ZOO図鑑)
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/rakuno/r122_1.htm




