90.ジュース作り
家の傍まで戻り、ナイフを使って採取した果実を加工する。
カットした果実を桶のような容器に入れ、潰して液体を絞り取る。
繰り返し液体を抽出し、三人で色々味見してみた。
「お兄ちゃん、この実はちょっと苦いね」
「この苦み...こいつとこいつを混ぜたら良い感じになるんじゃないか」
「お兄様、これはどうですか?」
やいのやいのと三人で楽しく混ぜ合わせ、試飲する。
ルーンは以前作ったレシピを教えてくれたが、それとは別に新しい味を模索しようという流れになっていた。
「んー...。なんかいまいちだな」
「お兄ちゃん。確かこの実が柑橘系で、酸味があるよ」
「よし、それを混ぜよう」
混合した液体を見ると、鮮やかな牡丹色をしていた。
「おお!これは期待できる色だな。どれどれ...」
綺麗な液体を飲むと、程よい甘さと若干の酸味があり、後味も良い。
「...これはうまいな」
「おいしい...。お兄ちゃんが気に入って良かった!」
「甘くて美味しいです。お兄様、レシピを残しておきますね」
「ありがとう、ミラ。今後も使うだろうから助かる」
「お兄ちゃん、もっと作ろうよ~」
「よし、果実は結構残ってるから作れるな」
カゴにはまだ半分程の実が残っている。
同じ割合で混ぜ合わせ、より多くの牡丹色の液体を作る。
俺は完成したジュースをごくごくと飲み干した。
「いやーこの配合は当たりだな、今後の主力ジュースとして...。あれっ、飲まないのか?」
妻たちを見ると、ルーンが何やらこしょこしょとミラリオに耳打ちしている。
ルーンの頬は薄い朱色を帯び、ミラリオの方は既に赤らんでいる。
...この光景はよく見るな。
決まってルーンが可愛いことを企んでる時だ。
そう考えた矢先、二人が目の前に来ておねだりをする。
「お兄ちゃん、私達にも飲ませて」
「お兄様、ジュースを飲ませてください...」
「ああもちろん」
俺は木製のグラスに生成したジュースを入れて差し出すが、ルーンはグラスを受け取らず、目を閉じて可愛い口を突き出す。
「んー...」
可愛い妻の仕草に、俺は差し出したグラスを戻して液体を口に含み、ルーンに口移しをする。
「あむ...んむっ...んう...。ぷはっ...。はぁ...お兄ちゃんのおいしい...」
目がハートになり、うっとりした顔で甘い息を吐くルーン。
口をあけて赤い顔で呆然と見ていたミラリオも、懇願するようにねだる。
「お兄様、私も...」
そう言って目を閉じ、控えめに唇を突き出すミラリオに、口移しでジュースを飲ませる。
「んうー...。んむっ...ん...。はあっ...。おいしいです...お兄様...」
ミラリオも目の中にハートを宿し、恍惚の顔で呟く。
二人のおねだりは止まらず、俺に抱きついて要求する。
「お兄ちゃん、もっと飲ませて。もっともっと」
「私も...もっと欲しいです。お兄様...」
交互に口移しで飲ませ、妻たちが満足するまで繰り返した。
それぞれ5杯程飲ませた後、ルーンは興奮した様子で甘い声を出す。
「おにいちゃぁあん...。おにいちゃんのみるくも飲みたいなぁ...」
赤らめた顔でべたべたとまとわりつき、俺の左手に両手を絡めて、何度も俺の唇を吸う。
それを間近で見ていたミラリオも対抗し、俺の右手を握りしめて、ぴったりと俺に密着する。
「おにいさまぁ...。おにいさまのみるくが一番好きです...」
両側から二人の妻に抱きつかれ、いつもの状態になった俺は優しく声を掛ける。
「ルーンもミラも、いつでも好きなだけ飲んでいいからな」
妻たちは赤らめた顔のまま、ぱあっと明るい笑顔を見せる。
「ん~~~お兄ちゃん好き好き、大好き~!」
やる気満々でテンションの高いルーンが、するすると下着ごと俺の衣類を脱がす。
ミラリオもルーンを手伝い、あっという間に下だけ全部脱がされる。
「おにいさまの...もうこんなに...。元気いっぱいでとっても可愛いです...!」
そっと持ち上げるように、優しく小さい手を添えるミラリオ。
柔らかくて温かい感触がすぐに伝わる。
「おにいちゃんすごーい!なんて可愛いの~!」
反対側から、嬉しそうなルーンが優しく手を添える。
二人の手に包まれ、その感触にため息が漏れ出てしまう。
「はぁ...。二人とも...気持ち良いからそのまま続けて」
俺のその言葉に、ミラリオとルーンが弾けるような笑顔になり、二人してしゃがみ込む。
「はいっ!お兄様ぁ!...ルーン、お兄様のをお口で気持ち良くして...」
「ミラ、譲ってくれるの?私がお兄ちゃんのを咥えていいの?」
「私はお昼にやったから...。それに、その下のお兄様のとっても大事なところは...私がお世話いたします...」
ミラリオは真っ赤な顔でルーンに指示を出し、二人で連携して行動する。
ルーンは触れる寸前まで近づき、見つめながら言った。
「大好きなお兄ちゃんのが目の間に...。はぁ...恥ずかしくてドキドキしちゃう。お兄ちゃん...いつでも出してね...。あーん...んむっ」
『開花』の能力によって、初めて体験するかのようになってしまう、ルーンとミラリオ。
献身的に口を動かすルーンに負けないよう、ミラリオは優しくかつ丁寧に手を動かす。
「ここはお兄様の大切なところ...。みるくを作ってる大事な場所...」
力を入れないよう、極めて優しく揉むように両手を動かしながら、ミラリオが不安そうに聞いてきた。
「お兄様...痛くないですか?」
「ミラ、気持ち良いよ。ルーンもミラも、いつも優しくしてくれるな...」
「おにいさまぁ...。こんなはしたないメイドを嫌いにならないでください...。はあっ...ドキドキが止まらないです...」
「ミラのことを嫌いになるわけないだろ」
そう言ってミラリオの頭を撫でてやると、不安げだった妻が一瞬で明るい笑顔になった。赤い顔と相まって、この上なく幸せそうな顔になる。
ミラリオと同じようにルーンの頭も撫でていると、一心不乱に口を動かしていた妻は一旦顔を引いて、真っ赤な顔で、か弱い声を出す。
「はぁっ...。お兄ちゃん...こんなえっちなことする私を...嫌わないでね...」
「ルーン。何度も言うが、ルーンを嫌いになることなんか無いからな」
俺のその言葉に、ルーンは安心して微笑み、赤い顔を近づけて先端に口づけする。
「んっ...ちゅっ。...おにいちゃあぁん」
心底幸せそうな笑顔で甘い声を上げる妻。その目元には涙が見える。
「やだ...嬉しすぎて泣いちゃった...」
「まあ、ルーンったら...。でも私も同じ気持ちです、お兄様...。幸せ過ぎて...私も...」
最後まで言葉にならず、ミラリオは涙を流す。
「二人ともありがとう。可愛い二人の妻が居てくれて、俺は毎日幸せだよ」
俺はそう言いながら、両手を優しく妻たちの頬に当て、涙を拭う。
二人の妻は自然な動きで、俺の手の上に自分達の手を重ねて、最高の笑顔で顔を見合わせる。
「ミラ!」
「うんっ!」
妻たちは一心不乱に顔と手を動かす。
全力の二人の姿を見て、すぐに限界が来る。
「はぁっ...。二人とも...」
俺の声からすべてを把握した妻たち。
ミラリオは、ルーンに元気よく伝える。
「ルーン!ちゃんと分けてね!」
「んむ...ん...!」
ルーンは咥えながらくぐもった声を上げて、舌を器用に動かす。
巻きつくような動きに加えて、舌と口内でぎゅっと抱きしめて吸い込むような動きが止まらず、俺は大量の体液を出す。
「んっ...!んむ...んっ...んっ...」
恍惚の表情で、勢いに負けないように必死に飲み込むルーン。
その間もミラリオは両手を止めず、優しく揉み解すように動かしてくれる。
「はぁ...はぁ...」
「お兄様...。可愛い...」
息を荒くして体を震わせる俺を見て、ミラリオが呟く。
勢いが弱まるタイミングも把握しているルーンは、途中で飲み込むのをやめて、口内に溜めていた。
体液を出し終えたことを確認して、ゆっくりと顔を引いて、口から引き抜く。
「ルーン、私にも分けて...」
ミラリオが嬉しそうに言って、ルーンと唇を合わせる。
良く見慣れた光景がそこにあり、妻たちは口移しで体液を分け合う。
「ん...。お兄様のみるく...おいしいです。はぁ...幸せです...」
「お兄ちゃん、いっぱい出してくれてありがとう!んっ...ちゅっ...」
ルーンは再び口に咥え、ちゅうちゅうと優しく吸う。
けだるさが体に回る前に、腰を下ろそうかなと考えると、即座に二人が反応した。
「お兄ちゃん、ゆっくり休んでね」
「お兄様、晩御飯はいっぱい食べてくださいね」
二人が軽々と俺の体を支えて、芝生の上に座らせる。
ミラリオがルーンと交代し、同じように口に咥えてちゅうちゅうと優しく吸う。
ルーンは俺の背中に移動し、後ろから俺の上半身を引いて、いつもの膝枕の体勢になる。
いい感じのジュースも完成したし、ちょっと休んだら三人で川に行くか...。
頭の後ろと股に妻たちの柔らかい感触を感じて、ぼんやりと考えていた。
素人が趣味で書いているものですので、何分ご容赦頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。




