82.朝のお仕事
ミラリオが妻になった翌日、俺は体を覆う違和感で目が覚めた。
...なんだ?
なんか温かくていい匂いがするものが、俺の体にへばりついている。
どうやら2体いるようだが...。もしや寝てる間に何かが部屋に侵入して、俺を襲っているのか!?
やばいぞこれ...。
はっとして目を開け、仰向けの状態で下を向く。
...なんだ、ルーンとミラか。
まあ茶番は置いといて、眠いな。
俺はそのまま2度寝した。
何分経ったかわからないが、雨音が聞こえた。
...今朝は雨か。
なんか話し声も聞こえるな。
ルーンとミラリオが、ベッドの上で俺を挟んで話し合っていたが、俺は眠くて意識がぼやけていた。
二人は上体を起こして俺の両サイドに座っており、それぞれ俺の手を膝の上に乗せて、両手で大事に握っている。
かろうじて声は聞こえていたが、会話の内容を理解できるほど頭が覚醒していなかった。
「ミラ、私は雨と風が強くなる前にヤギさんを小屋に入れて、小屋の補強をしてくるから、お兄ちゃんをお願いね」
「うん。でも...お兄様の...その...飲まなくて大丈夫?」
「大丈夫。私には『狂戦士』の能力があるから」
「あ、そっか」
「お兄ちゃんが起きても、私一人で大丈夫だって伝えといて。お兄ちゃんが動くまでもないから」
「わかった。ルーン、気をつけてね!」
「うん!」
ルーンが部屋から出ようとしたが、また戻ってきてミラリオにポショポショと耳打ちしていた。
「ミラ、お兄ちゃんが...起きたら......おトイレ......ミラが......味は...」
「ううぅ......」
ミラリオは恥ずかしがって、火が付いたように赤面する。
「うふふ...ミラだって昨日は......本当は......飲みたかった...」
「も、もう......ルーン...」
ルーンが何かをミラリオに伝え、部屋から出て行った。
俺はとにかく眠くてほとんど意識が飛んでいた。
やまない雨音に、俺は再び目が覚める。
風の音が強くなっていた。
...珍しいな、台風でも来てんのか?
上体を起こした俺は、ルーンがいないことに気づく。
「おはようミラ。ルーンどこいった?」
なぜか若干頬を赤らめて、俺の手を握っているミラリオに聞いてみた。
「おはようございます...お兄様。ルーンはヤギさんのお世話に行きました」
「一人で大丈夫かな...」
「大丈夫ですよお兄様。ルーンも言ってましたが、お兄様の手を煩わすまでもありません」
「そっか...ならいいけど」
とりあえず寝起きでトイレに行こうとしたら、昨日のルーンのように、ミラリオがおずおずと聞いてきた。
ミラリオの顔は、さっきよりも赤くなっていた。
「あのっ!お、お兄様...。その...お、おトイレに...行かれるのですか?」
「えーと...。そうだけど...」
「でしたら...妻でありメイドである私が、お兄様のお世話をいたしますっ!少しだけお待ちください!」
ミラリオはそう言って、パタパタを部屋を出て行った。
...昨日もあったぞこれ。
明日もありそうだな...毎日妻がやるのか?日替わりで交代して?
すぐにパタパタと戻って来たミラリオは、ベッドの下側、俺の正面に立った。
「お兄様...こちらへ」
赤い顔のまま、手の平を見せてベッドの端を指すミラリオ。
俺はミラリオの指示に従い、ベッドの下まで移動して座り、足は床に着けた。
「あっ...!お兄様の...すごいおおきくなってる...。お兄様...すごい...」
寝起きで大きく起立させていた箇所を見て、ミラリオは驚きと恥ずかしさで固まった。
すぐにハッとして、おずおずと動き出したミラリオが俺の下を脱がそうとしたので、俺は立ちあがる。
「お、お兄様...失礼致します...」
下だけ丁寧に脱がされ、下腹部が丸出しになると、ミラリオはこれ以上ないくらい真っ赤になった。
俺は再びベッドに座る。
おそらくこの家に来てから約3年間、ずっと興味があったのだろう、昨日の夜に初めてはっきり見てから、今も興味津々でしばらくじーっと俺の股を直視している。
「お兄様の...お股の大事なところ...。おにいさまの...朝からすっごく元気で、とっても可愛いです...」
耳まで真っ赤にしたミラリオが、目を大きく開いて見ている。
たっぷり5分はずっと凝視していただろうか、俺はミラリオが可愛くて仕方なかった。
ミラの顔が真っ赤で、可愛い...。
...だめだ、二人目の妻も可愛すぎる。
我慢出来なかった俺は、両手でミラリオを抱き寄せて、ぎゅっと抱きしめる。
昨日と同じく、爽やかなミントのような香りがした。
「あっ!お兄様...」
「ミラ...。お前が可愛い過ぎて、我慢できなかった」
「はい...嬉しいです、お兄様...」
真っ赤な顔でそう言って目を閉じるミラリオに対して、俺は唇を合わせた。
ほんの数分ほど舌を交わした後、口を離すとミラリオが息を乱して話し出した。
「お兄様...ありがとうございます。...とても嬉しいんですが、今はお兄様のお世話をさせてください...」
「あ、ごめんミラ。お前が余りに可愛いからつい...」
「ふふっ。お兄様、私はお兄様に可愛がってもらう時が一番幸せです。お兄様...失礼致します」
解放されたミラリオは床に膝を着いて屈み、俺の両足を優しく開き、両手で俺のものをつつむ。
柔らかくて温かく、小さくて可愛いミラリオの手につつまれて、その感触に思わず声を漏らす。
「あっ...ミラ...」
「ごめんなさい!お兄様!...痛かったですか?」
「いや逆だ。気持ちよくてつい声が出てしまった」
「良かった...。お兄様...失礼致します。いつでも出してくださいね」
そう言って俺の股に顔を近づけ、両手で根元を優しく包んだまま、俺のものを半分以上ゆっくりと口の中に入れた。
ぬめっとして、且つ、さらっとして、柔らかくて、温かくて、優しい感触にくるまれ、また声を漏らしてしまう。
「うあっ...ミラ...」
声を出すのと同時に、大丈夫だという意図でミラリオの頭を優しく撫でる。
ミラリオの瞳は昨日のルーンと同じく、ハートでいっぱいになっていた。
真っ赤な顔のまま、全身から好き好きオーラを出して、口に含んだままモゴモゴと喋る。
「おひーひゃは...。らひてふらはい...」
可愛いミラリオの可愛い行動に、また抱きしめたい衝動に駆られたが、そのまま要求通りに、下半身の力を抜いて出した。
俺の体液が、次から次へとミラリオの口内に出される。
出している間はずっとミラリオの頭を撫でていたが、それに応えるかのように、ミラリオは口内に放出される勢いに負けないぐらい、喉を鳴らしてゴクゴクと飲み干していった。
「んっ...んっ...」
全て飲み干した後も、昨日のルーンと同じように、強く吸い出し始める。
「んん...。んむっ。んむー」
くぐもった可愛い声を出しながら、ミラリオは何度も吸っていた。
ミラリオの姿も昨日のルーンと同じく、体液を吸収した影響で、肌や顔色が鮮やかになり、一時的に成長してるように見える。
体液の味や吸収した時の状態など、『開花』の力がミラリオに影響を与えているものは、ルーンの時と同じ効果で間違い無かった。
「んっ...んん...。ぷあっ...!」
「ミラ、ありがとな。良かったよ...」
「お兄様...。好きです、大好きです...ちゅっ...ちゅっ...」
全身からハートが溢れ出しているミラリオが、漸く口を離したかと思えば、両手で根元を包み、そこからキスの嵐が始まった。
屈んだままのミラリオが、何度も先端にキスをする。
茜色のサラサラした髪を撫でられながら、愛しいものを興味津々で可愛がるように、ミラリオはたっぷり時間を掛けてキスをしたり、吸い出したりしていた。
ミラリオのお世話が終わり、俺は屈んだままのミラリオを抱きしめて、後ろのベッドに倒れ込む。
「ミラ。ありがとう。すっごい気持ち良かった。膝が痛かっただろ、ごめんな」
「おにいさまぁ...私は大丈夫です。お兄様が喜んでくれて嬉しいです。...でも、お兄様の大事なところを...あんなにはしたなく咥えて、とっても恥ずかしいです...」
自分の行為を思い出して、引いていた赤色が再び表情戻り、ミラリオは恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めている。
「ミラ、味はどうだった?」
頭を撫でながら、昨日ルーンに聞いたことと同じことを、ミラリオにも聞いてみた。
「とっても甘くて!とっても美味しくて!とっても幸せな味がしました!昨日飲ませていただいた、お兄様のミルクとは違う味がしましたけど...こんなに美味しいんですね!お兄様のおし...」
「ミ~~ラ~~~~。お兄ちゃんにいっぱい出してもらって良かったね!」
いつの間にか窓の外には、顔を真っ赤にしてニコニコしたルーンが立っており、ベッドで抱き合う俺達を見ていた。
「ルーン!いつから見てたの!?」
ミラリオがさらに顔を赤くして、驚いて立ち上がり、窓の外に向けて声を上げる。
ルーンの顔の赤さがから、ずっと覗いていたんだろうということは容易にわかる。
「ミラが一旦部屋を出るあたりかな~」
「そんなに前から...。もうっ...」
ミラリオはまた俺に抱きつき、胸に顔を埋めた。
ルーンは満足そうな笑顔をして家に入り、寝室にやってくる。
「ミラ、お兄ちゃんのとっても美味しかったでしょ!じゃあ次の仕事を覚えないとね~」
「次の仕事...?」
怪訝な顔をしてミラリオがルーンに聞いた。
「大事な仕事だよ~。お兄ちゃんの朝のミルク搾り!」
「お兄様の...美味しいミルク...」
二人でどんどん話が進んで行く。
「ミラ。この仕事で一番大事なことは、お兄ちゃんの体調を見極めること!ミルク搾りは、お兄ちゃんの体調が良い時にしかやっちゃダメなんだよ」
「いやルーンよ、少しぐらい疲れていても大丈夫...」
「お兄ちゃん。お兄ちゃんは優しいから、無理してでもミルクを出すかもしれないけど、疲れてる時はちゃんと休んでね」
俺が口を挟むと、ルーンにピシャっと遮られてしまった。
「...はい」
俺が大人しく返事をすると、ルーンは満足そうに説明を続けた。
「ミラ、じゃあ一緒にお兄ちゃんのミルク搾りやろっか!二人でやったら、お兄ちゃんもいっぱい喜んでくれるかも!」
「うんっ!」
嬉しそうだが、恥ずかしそうなミラリオの笑顔が、俺の胸の中にあった。
素人が趣味で書いているものですので、何分ご容赦頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。




