イケメン狼さん
見つけていただきありがとうございます。
皆さんに楽しいんでいただけるように書いていきますので、評価よろしくお願いします。
コンちゃんはピンと来たみたい。
「赤い飴のことだ」
確かに見た目も似てるけど成分が全然違う気がする。
「あれって力の解放をするものじゃないの?」
「わかんないけど、赤い果実が限界を超えないストッパーとして使われるんじゃないかな?」
「そうこの果実は力の制御を担う」
「そうにゃこの身はすごいんだにゃ。力の暴走を止めるんだにゃ」
ってことはだよ。人間は能力解放の実験をしててそれを制御出来なくなり、赤い果実を使って
バランスを取ってるってこと?
そもそもアルカイダスの人たちは何を考えてるのよ‼︎ みんなの住む場所まで奪ってまで
何がしたいっていうのよ。
「青い鎧の男。あいつだけは許さない」
またあいつだ。ゾウサン……間違えたゾウザン。
「あいつは強い。だから俺はもっと強くならなきゃいけない」
「でもどうして、ハングリーウルフとここに来たんだ?」
「その男に言われた。赤い果実が欲しければここに来いと」
(うわ〜何それ、詐欺師よ詐欺師)
「でも果実はなかった。俺らは必死で耐えた。でも暴走が止まらなくなった」
「危険を察知した夜アゲハは頂上に行ったのね」
「ああ」
それって全部王都のせいじゃない。あ〜許せない。私が6時間も走ったのも
みんなみんなゾウサンのせい!
どんなイケメンだとしても絶対に許してあげないんだから!
「とにかく助かった」
と立ち上がり狼さんは穴を出ようとしたの。
「どこに行くの?」
「住処に戻る」
「住処にってまた襲われるかもしれないんだよ」
(そんなの超心配じゃん)
「それでも、俺は守らねばならない。家族を」
「もういないかもしれないにゃ」
「いなくてもだ。いつでも安心して戻って来れるように」
狼さん、見た目はゴツいのになんて心が強いんだろう。
人間だったら惚れるレベルなのよ。
「迷惑かけたな」
「ううん。私たち人間が悪いから」
「変わった人間だな。お前は」
「琴音っていうの。あなたは?」
「ウル。ウルだ。お前らが困ったらいつでも呼んでくれ」
って言うとね、腰から小さな笛を私にくれたの。
「何これ?」
「狼を呼ぶ笛、餓狼笛だ。離れていても絶対に駆けつける。
友情の証だ」
(離れていても絶対に駆けつけるだなんてもはや王子様じゃない)
ゾウサンに爪の垢を煎じて飲んで欲しいわ。会ったことないけど。
「じゃあな」
「うん」
【※スキル 獣人化 狼を獲得しました】
やった! これで3種属目。
どんな姿になるかは後の楽しみにしておこっと。
それよりも使命をちゃんと全うするウルの姿を見届けたかったの。
書いててこの物語が小説化出来ることを夢見ています。
少しでも応援お願いいたします。




