男のプライドを守るのが女の役目です。
見つけていただきありがとうございます。ブックマークが2件も増えてました。めっちゃ嬉しかったです。
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アングリーウルフは私をロックオンして一直線に襲って来たんだけど、今までコンちゃんが練習相手(言い方はひどい)だったから、いきなりのギャップにそりゃ驚くよね。
しかも初めっから怒っているとか何なの! 私何もしてないじゃん! なんて思ったり。 動き自体はそんなに早くないから
(私が猛烈に速いから)
だから最短距離で避けて、軽く触ってあげよっと。痛いのはお互いに嫌でしょ? それに落石の方がなんだか怖い気もするし。
私はアングリーウルフを引きつけようとしてると、ガンツさんが私の前に立って、アングリーウルフの牙を剣で抑えた。
「大丈夫か! 早く逃げろ」
へっ? あっそっか。私があまりの怖さに動けないと思ったわけね。勘違いさせてごめんなさい。違うんです。
あんまり無駄な体力を使いたくなくて。
「あっあの、私のことは構わないでください」
「ばかやろー。命は一つしかねえんだ。絶対にお前の命は俺が」
ごっごめんなさい。本当に。カッコイイセリフ、カッコイイ行動を見せているんだけどね〜それ早とちりですよ。
なんて言えない。でもガンツさんがこのまま闘ったところで確実に負傷しちゃうし、いい頃合いを見つけなきゃ。
「ガンツさん、私のために」
ここで泣いた芝居を打つ私。これからは戦闘スキルだけじゃなくて、女優スキルを上げておかなきゃ。
「私、ガンツさん少しでも手伝いたい」
「近づくな‼︎ ここは俺に任せろ!」
ガンツさんとアングリーウルフは距離が開き、お互いが牽制し合っている状況になったので、これはチャンス到来。私はゆっくりとしゃがみ、小石を二個拾った。
「次、あいつが襲って来た時に走れ、分かったな?」
「ガンツさんは? ガンツさんはどうするんですか?」
私は女優スキルを使っていくう〜。
「俺はこいつを倒して合流する、だからそれまで岩陰で隠れてくれ」
あ〜、か弱きステータスならキュンキュンするんだろうけどな〜。いやいやキュンキュンしているように見せきゃ。なんでかって? そういう空気だからだよ。
でもね、それも一瞬で終わらせるの。
私は一つは岩に向かって投げて落石を起こした。
「クソ! このタイミングで落石かよ。今日はとことんツイてないぜ」
その落石でアングリーウルフがこっちに近づいて来たので、もう一つの小石を顔面にポン。
勢いよく飛んで行った小石はアングリーウルフに命中。そして倒れたところ、落石の下敷きに。
(はい、いっちょ上がり)
男のプライドを守りつつ倒す。なんて私はいい女なんでしょう。と少しだけ高飛車になってみました。
(てへぺろ)
読んでいただきありがとうございました! これからも楽しく書いていけたらと思っておりますので温かく見守ってください。




