再度 ギルドの里へ
見つけてくれてありがとうございます。2件のブックマーク、嬉しかったです。
引き続き楽しく書いていきますので温かく見守ってください。評価、ブックマークよろしくお願いします。
「私も詳しいことは分からないんですが、周期的に色んな種族の女性を捕まえているみたいです」
「何それ?」
「理由は分からないんですけど、他の種族も同じ被害を受けているみたいで」
こんなひどいことが他のところでも行われてるってことなの? 私絶対に見逃せないんだけど。
「次の周期とかって分かりますか?」
「確か、半月後。新月になった時かと」
「どの種族が狙われるですか?」
私が止められるなら止めたい。でも今の私には戦闘スキルがあまりに低すぎる。
(勝てるとは思うんだけど)
コンのお母さんは困った顔をして。
「この国の周囲かと思いますが......次にどこを狙うまでかは」
「そうですよね」
新月まであと二週間か。その間に準備は進んでいると思うし、今一番欲しい物は情報だからどちらにしてもギルドの里に行くのが早そうね。早く目的地に行かなきゃ。
「よし、それじゃあ私はギルドの里に向かおっと」
「えっ?」
コン君、みんなが驚いた顔をしているけどなんで? 私変なこと言ったか?
「お姉ちゃん今、なんて言ったの?」
「ギルドの里だけど」
「ギルドの里ってめっちゃ遠いよ」
「えっ?」
コン君は枝を持って今の場所とギルドの里の場所を書いた。
「まず、今いるところがここ。で、ギルドの里がここくらい」
「えっと私、セカンド村に行こうとしてたんだけど?」
「セカンド村はこの辺かな?」
ギルドの里にめっちゃ近いところに木の枝を刺すコン君、ちょっと待って。私はこれから聞きたくもないことを聞かなきゃいけなくなるけどいいかな?
多分ね、バボンと闘っている時よりも怖いことだと思う。ガクブル
「ちっちなみにここからだと歩いてどのくらい?」
「歩いてだと.....1ヶ月くらいかな」
救えないじゃん! 私。もうやだ!
「でも馬車なら5日くらいで着くと思いますよ。馬車はたくさん余っていたりすると思うから」
そうよね? これで歩かなくて済むって思った矢先、馬車小屋に行って見ると3体の馬しか残っていない。
みんなの人数を考えると。
「歩きだね」
気軽に行くしかないよね。今度は捕まらないようにしなきゃいつまで経っても辿りつかないよね。とほほ
「コン、こっちに来なさい」
コンのおかあさんはコン君の手のひらに印字を書いていた。
「狐一族の代表として、恩を返して挙げなさい」
「でも、僕が行っても足手まといに」
「その手の呪文は狐化の制御用、これで自分をコントロール出来ない事はないわ」
「なら、大丈夫かも」
コン君は両手を合わせて
「狐化」
コン君は狐の形をした。ああ満月の悪夢がまだ蘇る。
(昨日の今日だからね)
「本当だ。コントロール出来る」
コンのお母さんは私に一礼をして
「コンをよろしくお願いします」
私はコン君と少しの間、旅をすることになりそう。
(少し寂しさが軽減だね)
読んでいただきありがとうございます。




