渾身の一撃‼︎
見つけていただきありがとうございます。最高PVが昨日出て嬉しかったです。この調子で楽しく書いていきます。
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「こっのぉぉぉ‼︎」
私は足に引っ掛かった蔓を思いっきり引っ張ってみると、30mほど地面が割れて土が宙に舞った。
バボンの目に土が入り、一瞬だけ目を瞑っている隙に私は飛び上がった。
「くそ、このバカ力め。あいつどこにいきやがった‼︎」
目を擦りながら私を探しているバボンには月の光に照らされている私なんて見えてないでしょうね。
今まで、苦しめていた分、この拳に全部乗せるよ。
「でやぁぁぁぁ」
バボンが私を見つけた時にはすでに遅し。私の拳がバボンの顎にクリーンヒットして、そのまま地面に叩きつけられていった。
地面には大きな跡が残り、バボンの血管がみるみると戻っていった。
落ち着いた瞬間なんだか気が抜けちゃって、腰に力がはいらなくなって地面にお尻をペタンってつけちゃった。
(こんなにも闘いって精神的に削られていくんだ)
「とりあえず、勝利ってことでいいよね?」
zzzzzz。私は敵地の最前線で眠りついてしまった。いや根性しかないよね。この行動。
私が目を開けたことには日が昇っており、気絶したママの山賊たちは縄で縛られていた。
「あっ‼︎」
中途半端だよね? ヒーロー 気取りだよね? ヒロインだけど。仲間がいてくれたから今回は良かったけど次回からはもう少しメンタル鍛えないと、終わったから毎回こんなんじゃダメだよね。あはは
私は自分のステータスを確認して見るとMPは減ってはいるものの、HPは1も減っていない。
......無敵すぎる。www
でもあの紅色の飴はなんだったんだろう。あれを食べてから嫌な感じがしたし。
私が考えていると、幼い少年とコン君の母親? が私に近づいてきた。
「お姉ちゃん‼︎」
お姉ちゃん‼︎ しかもなんかちっちゃい子が馴れ馴れしく私に近づいてくる。
しかも抱きついてくるぅぅ。
「お姉ちゃんごめんなさい。僕、狐化をまだうまく使いこなせてなくて」
ん? 狐化?
「えっコン君?」
「そうだよ」
「あの青年の姿は?」
「あっあれは......」
コン君は青年に化けた。あぁぁぁ〜狐族の方々とか何かなのかな?
「驚かせてごめんなさい。私たちは狐と人間のハーフの種族なんです」
「やっぱり‼︎ あっごめんなさい」
「初めての方には驚かれても仕方ないかもしれませんね。私たちは特殊なスキルを使うことが出来るのですが、MPがなくなると回復するまで狐になってしまうんです」
「そうなんですか」
「お姉ちゃんは命の恩人だよ」
そう言われるのは嬉しいんだけど、ちょっとベタベタくっつき過ぎかな。あはは
「本当に命の恩人です。これで我ら種族は当分の間襲われずに済みます」
「我ら? って」
私は我らという言葉に引っかかってしまったんです。
(このようなことが他でも続いているってこと?)
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