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魔王が魔王でなくなる時間。

作者: 白狼

試作投稿、及びテスト投稿です。

 空が白む、私はこの時間帯が一番好きだ。

 澄んだ空気を胸一杯に吸い込むと、消えかけてる星々に目を向け、そっと祈る。


(どうか、今日も平和であるように。)


 私の祈りは端から見れば少女が眠る前に想うそれと同等にささやかなものなのだろう。しかし、私を知る者にとってその祈りは黒く穢らわしい。

 あるいは、私自身が穢らわしいと思っているだけか、と彼は自問自答する。


(この、美しく素晴らしい世界に私が必要とされるために。)


 世界を破壊しうる魔族の王である彼の祈りは、誰も知らない。知りようがない。

 彼だけが、自らの本当の祈りを知っていて、そして本当の使命を理解していた。


「魔王様、本日の予定を報告しに参りました。入室の許可をいただけますか?」


 部下の声に意識を戻すと、開け放した窓から離れ彼は魔王に戻る。

 もう空に星は見えず、日の光が辺りに差し込む。


 彼はその光に背を向けると、使命を果たすために歩き出した…

 初めまして、白狼(ハクロウ)です。

 今回なろう小説のシステム等知るために朝日を見て思いついたことをそのまま執筆してみました。

 何故魔王を題材にしたかと言うと、まさかの行き当たりばったり。


 ただ、私の中の魔王も皆様の中に思い浮かぶ沢山の魔王と同じくらい種類が居ます。

 心の思うままに破壊を好む者、進化の果てに魔王となった者、成り行きで魔王になってしまった者…

 星の数ほど魔王はいます(言い過ぎ?)

 そしてこの試作投稿の魔王は、誰にも、それこそ信頼できる部下にすら話せない使命を持っています。


 ここでは彼の名も使命も出ませんが、今後執筆する長編でそれも判明する…かもしれません

 その時まで、彼の指名は読者様のご想像にお任せしたいと思います!


 今後の作品も執筆は未定ですが、また、読者様の目の端にでも映ったなら幸いです。

 それではまた、いつの日か。

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