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中目黒ゴースト  作者: たま


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交渉

「私を何だと思ってるのよ!」帰ってきた鬼丸の話を聞いて潤がキレる。

なんと!売られた!

「エーッ、世間の相場で考えたら潤さんが払うべきじゃないですか?

あっちはキラキラ美青年ですよ〜ホストクラブ行ってもあんなのそう居ませんよ!ハッキリ言って!」鬼丸がビシバシ指摘する。

「駅前タワマン建てば、すごい金が入るのに!

それをアナタの一晩で捨てると言ってるんですよ?分かってます?」鬼丸の指摘の方が常識だ。流れでオカシクなってるが、そっちが一般的だ。

「だから〜話は乗ったままで良いと言う事にしてきました。」鬼丸が涼しく言う。

「それじゃ、事故が防げないじゃない!」鬼丸の正論はあまりに正しいので何も言えないが、そこはダメだ!

「だから〜潤さんの一晩で正確な日時だけリオン電機から情報貰う約束しました。」鬼丸がニコッと笑う。

「…それの方が白蘭面倒かもしれない…じゃない?」潤も気付く。

話を断る方が楽だが。

「俺はリオン電機さん、多分負債抱えてるんだと思うんですよ〜だから、もし断られても既成事実作って脅してくる気がするんです。」鬼丸が犯罪経験から話す。

「この話を持ち掛けること自体狂ってる訳で。

それも反社使わず自分達でやる様子だし…かなり会社自体が追い込まれてる気がするんですよ。

少し調べたんですが…コロナから復興したのは観光だけで各地の紛争のせいで電機会社はどこも火の車らしいです。

それもリオン電機さんは、引き継いでから社屋綺麗にしたり豪勢な生活したりと2代目は散財クセがある。

白蘭に断られたら逆ギレ起こすと思うんですよ。」

鬼丸に聞けば確かにガス爆発事故なんて危ない橋を社長自ら渡るなんて!

バクチだ。一か八かだ。

それだけ追い込まれてるんだ!

皆は社長とか憧れるかもしれないが、銀行に借金してる社長の方が世の中多いのだ。

それも1億2億は当たり前なのだ、もうケタ違いの借金なのだ。

田舎で父も小さな会社をやってたが、父の経営仲間は2人も首吊りとガソリンかぶって焼身自殺してる。

それぐらい社長業は1つ間違うと地獄なのだ。

リオン電機の2代目は引き継いで3年目、そろそろ破綻が出てきたのか?

あの社屋の規模だと10億はくだらない借金をしてる…

最近潰れた男性アイドルだけの事務所が同規模のビル建てた間際にポシャってる。負債は1000億だとか…会社経営は恐いのだ。

白蘭が途中で降りたら、何されるか…恐い!!

「現場を抑えて今度こそ叩き潰さないと。白蘭の愉快犯とはレベルが違うと思う。」鬼丸の目が鋭く光る。

扉を叩く音がする。

潤が玄関に行き扉を開けると要さんが入って来た。

「絶対捕まえて抑えないといけないからね。要さんにも手伝って貰うよ。」要さんがため息をつきながら承諾をする。

「僕らも白蘭も鬼丸に弱みを握られてる。

協力しないと今後の活動にも影響が出るからね。仕方ない。」と要さんが苦虫をつぶす。

「もしかして…この為に池袋の事を黙ってたの?」潤が思わず勘ぐる。

「そんな理由ないよ〜でも、探偵事務所で2人だけで対応出来ない事もあるからね。

蛇の道は蛇。

潤さんは、白蘭も危ない橋を渡るんだから!ちゃんと接待しないと!

また仕事でピンクサロンくらいは潜入してもらうからね!」探偵事務所は人使いが荒いブラック企業だったみたいだ。

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