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中目黒ゴースト  作者: たま


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とにかく嘘の専門家が集まってるのだから、最低限のバカバカしい嘘は排除したい。

が、鬼丸みたいにポカンとしてる奴が多すぎるのだ、この会社!

小麦粉アレルギーの人間は、まず外食を怖がる。

カレーだってシチューだってダメなのだ。

が警察人間は、そういうの本当に気付かない!

ハラル食を注文する人間に日本のお菓子なんてご法度なのだ。

なのに注文許してるし食べてるし!

そういうのが…許せない!

「私、潔癖症なの」とか嘘つきだから!

そんなの、気分だから!

私たちの身体をバクテリアがウヨウヨ居るのだ。常在菌が皮膚には40種類もいるのだ。

つまり潔癖症は、自分以外の人間が衛生的に生きてると信頼できない、ただの人間不信なのだ。

「う〜ん、潔癖症は精神の病気だよ。絶対衛生的な綺麗好きじゃないからね。意外に汚い人多い。」と返す。

するとキッとにらむ奴らばかりだ!

人をADHD扱いする前に自分の心に手を当てろ!と潤は思ってしまう。

人の口は自己弁明のために朝から晩まで回ってるのだ。

本当に身体が弱い人は、健康に見せようとする。

なぜなら弱点になるからだ。

弱々しく見せる奴は、実は強いのだ。本気になれば相手を倒す自信があるから弱く見せれるのだ。

自信の裏返しなのだ。

毎日こんな攻防をしてる内に人より違和感に気付きやすくなってしまったのだ。

「あら探しの天才」とか「細かい、うるさい」とか陰口叩かれてるの知ってた。

でも、犯罪者に舐められたら、嘘がバレない相手なんて思われたら留置じゃないのだ。


まあ、それも今は昔。もうあら探しの天才とか揶揄される生活は終わった。今は、鬼丸と散歩して衛生観念崩壊してる鬼丸1人だけ監視してれば良い。何百人と見る訳じゃないので楽だ。

何百人いても「おかしい話」は見逃す気は無いが…


鬼丸は鼻歌歌ってる。

さっきのキスは何なんだ?

潤はただのドラマハマりすぎた中目黒ヲタだ。

探偵の役に立つとは思えないが…まあ、故郷を子供の時を思い出す目黒川の桜見ながら老後は過ごしたいのだ。

「リオン電機の社長にアポ取りしたよ。

会ってくれるそうです。行きましょう。」鬼丸がパソコンから顔を上げる。

「ハッ?何考えてるんですか?そんな事したら…」潤が思わず朝のコーヒーのカップを洗う手を止めた。

「なぜですか?潤さんなら社長の詭弁を突けるでしょう?」鬼丸がヘラっと笑う。

確かに!それでどこへ行っても煙たがられた。

実の親にさへ嫌われてる。

日本の治安の核でさへ嫌われたのだ。

「アナタを対面させるのが、最大の抑止力になります。さあ、参りましょう。」と手を差し出された。

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