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結婚とは

とにかく気持ち悪い!結末だった。

なんで白蘭の洗脳を演出したのか?

ママから早く切り離す為?

定年後のままならないリーマン卒業生を自殺に追い込み、池袋の炊き出しに並んだ浮浪者を殺し合わせたのか?

白蘭も嫌だし、要さん達も嫌だ。

もう警察じゃないからと傍観してる鬼丸も嫌だ!

潤がプリプリしてると、

「会社からも家庭からも必要とされなくなって、それで死を選ぶのも、その人だし。

公園で離れた妻や子の代わりに他の人を身代わりにしょうとするのも、その人だし。

炊き出しに並びながら、社会や人に怒りや攻撃を向けるのも結局その人の決断なんだよ。

薬物や占いは引き金でしかない。」と鬼丸は言う。

「結局、潤さんは薬も占いにも負けなかっただろ?

つまり、そういう事だよ。」と負けた鬼丸が涼し気に言う。

酒を言い訳にしても社会は聞く耳を持たないのと同じなのか?

「でも白蘭も要さん達も悪質ですよ!

私は許せないわ!」潤はまだまだ怒ってる。

「う〜ん、俺は井戸端会議やテレビが人の不幸を実はほくそ笑んでる悪意を許せないとは断罪できないんだよなぁ〜」鬼丸はそれでお金も貰ってるからか複雑なようだ。

「探偵なんて、不倫調査したり隠し撮りしたり、けっして褒められた正義やってる訳じゃないしね〜」潤はまだ警察やめてほど無いのでそういう感じが抜けないのかもだ。

「菅刈公園とか池袋は、なぜ白蘭に加担したんですか?私達が遅かったら罪もないお母さんやお子さんが大変な目に遭ったのに!」潤が怒る。

「う〜ん、白蘭の不幸パワーにママだけじゃなく要さん達も引き釣り込まれてたんじゃないか?

アイツは絶対幸せになれない自分の存在を呪ってるだろ?

白蘭は世界中の人に自分と同じ精神状態になって欲しいんだよ。

大事な大事な人を失って、それでも生き続けなきゃいけない世界に。」潤は驚く。

鬼丸は誰よりも白蘭の心を理解してる気がする。

「アイツは矛盾してるんだよ。仕事は、人の幸福のため動きながら、プライベートは人を不幸に落としたいんだよ。」鬼丸の分析に潤は驚く。

「あっ、でも彼を幸せにしてあげるとか思わないでよ!

そんな生易しい呪いじゃないから!アイツのは!

あのママですら死にかけたんだから!

潤さん、絶対ダメだからね!」と言いながら潤を寝室に運んでいく。

エアコンをちゃんと入れるようになった。

特に窓際はホットカーペットも敷いてくれた。

まあ、掃除機掛けてるのは潤だが。

鬼丸にはとにかく散らかさない!身体と歯を清潔に!

ゴミを小まめに出す!

それ以外は望んでない。

「潤さんは、俺のだからね。逃げようとしたら婚姻届書かすから!」と変な脅しをされた。

「結婚って、そんな物では無いでしょ?」潤は困惑する。

「いやっ!そういうもんだよ!」と鬼丸は断言した。

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