冤罪
「う〜ん、確かにママが大事だけど、やった事に納得いきませんね〜」潤が要の話に納得しかねてる。
何の罪もない人が6人も亡くなりけが人もいるのだ。
「……」鬼丸はまた別の心配をしてる。
要が寝取られたように自分も白蘭に寝取られる可能性があると言われたからだ。
確かに今回の依頼も潤経由だ。
探偵事務所の場所だって知ってるんだから、ウチに来れば良いのに?
だいたい隣の潤の部屋に夜に突撃訪問してる…
要に言われてみれば、確かに怪しいのだ!
鬼丸は単細胞なので気付かなかった!
「でも結局、白蘭を陥れる事は出来なかった訳でしょ?要さん達が何がしたいのか?分からないわ!」
潤はプリプリしてる。
「まあ、でもこれで白蘭は何かやろうとはしないだろうし。
要さん達も僕にも白蘭にもバレたんだから、下手なことはしないだろう?」鬼丸が白蘭に調査結果を送ってる。
白蘭も仕出かそうとした張本人だし、要さん達に民事刑事共にイチャモンつける筋合いは無い。
ケンカ両成敗?で終わったと鬼丸は思ってる。
要の自尊心を奪ったように白蘭の自尊心を奪った?と言うことか?
鬼丸みたいなタイプには分からないが。
会いに行って話しても良かったが、潤を連れて行きたくなかったのだ。
ムダのない白蘭はすぐに短く「助かりました。ありがとう。」の一行だけでネットバンクに残りの金が振り込まれた。
「まあ、潤が怒ってる内に終わったよ。白蘭からも返信来たし。」とパソコンを閉じた。
企てたが、実行を否認した元秘書課のインフルエンサー梨花と半グレ彼氏は検察からの起訴により有罪となった。1年半掛かったが。
検察に過去の問題事件などもほじくり出されたのだ。
万引きやパパ活、美人局など不起訴や示談で終わってたものがほじくり出されたのだ。
たかが万引きと親御さんで言う人がいるが、そういう子は大人になって必ずしでかすのだ、いつか。
その時に結局全部ほじくりだされる。警察に全部記録が残ってるのだ。
そして現場検証や捜査より過去データに検察は重きを置く。ドラマみたいに現場なんか行く暇無いのだ。検察に起訴されたら99.8%有罪で終わる。
冤罪なのに結局2人は免れなかった。
万引きやパパ活も絶対許してはダメなのだ。
いつもは安い店なのに高い焼き肉屋に連れて行かれた。
「うれしいけど、あまり散財しないで下さいね。ビルメンテでお金も掛かりますよ!」鬼丸を心配する。
「ありがとう…」鬼丸的には嬉しい。
鬼丸は仕事が忙しくて結局彼女に逃げられて35まで独身だったが、潤なら絶対良いお嫁さんになると思ってる。
潤はいつかダメになると思ってる感じがひしひしとするが…あんなに衛生面はお世話焼きなのにご飯作ったりはしてくれない。
結局、「大きな子供」を作り出してしまった経験があるからだ。
鬼丸はそんな事知らないので、潤のこの距離感に白蘭が入り込まれたらどうしょう?と心配なのだ。
早めに入籍するのが白蘭予防には1番な気がする…が、この段階では絶対振られる!気がする。
何だかギクシャクしたご飯だった。




