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チーズケーキ

中間報告ですでに半額振り込まれて鬼丸はホクホクだ。帰りにヨハンのチーズケーキを潤に買ってくれた。

中目黒の目黒川沿いにある可愛いチーズケーキ専門店だ。

探偵事務所に戻り鬼丸はコーヒーで潤はカフェオレでチーズケーキを食べる。

「ここのケーキって唯一無二なんですよね。

全く崩れないのに柔らかくて口溶け柔らかいんてすよ〜」と満足げだ。

「面白いよね。奥に居たの定年退職されたおじいちゃんばかりで作ってるんだって?」鬼丸も少し知ってる。リーマンを定年退職された人達だけで作るケーキ屋さんなのだ。

「全く畑違いの元はエンジニアさん達なんですよ。

合成樹脂とか作ってたエンジニアさんみたい。

だからかな?

全くケーキがくずれないの。

よくトロけるチーズケーキって器に入れられたりしてるけど、ここのは濃厚で口溶け柔らかいのにお店のお姉さんがトングで結構ガシって挟んで箱詰めしても

サンプルみたいに完璧なんだよね〜」と言いながら幸せそうに食べる。

鬼丸がふと気付く。

「あの要さんを中心としたカレー屋軍団と同じだね。」

「確かに!食べ物と全く畑違いの人達がカレー屋やってるもんね〜

確か…要さんが科捜研で、ダーツバー借りてるのは税理士さん。

ライブハウス借りてるのは病院事務の人ね!

チーズケーキ屋さんも1番新しい人は営業マンだとか聞いたよ〜

ほんとだ!似てる!」潤も気付く。

「確かに技術者が作るカレー屋は、普通のカレーと何か違うんだよね。美味しいんだけど完璧なんだよね。」鬼丸もうなづく。

「そんなヨハンさんももう50年近いから初代のチームの方は亡くなってるんじゃないかなあ?」潤が思いはせる。

「要さん達は、まだ3年目だ。せっかくだから、続けて貰いたいなあ〜50年くらい。」鬼丸が悩む。

レモンサワーが生まれ、ヨハンのチーズケーキは成城スーパーでも扱われ、いつか中目黒カレーもメジャーになってもらいたい。

「どうしたら良いのか?」思い悩む。

何より、なぜ白蘭の魔力を演出したのか?

白蘭自身も疑問視してたが、本当にそこに尽きる。


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