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「この2年で3人かあ〜それは確かにオカシイですよね。」鬼丸はオーナーに貰った管理人の自殺の時期と亡くなり方の一覧を見つめて椅子をキイキイと鳴らす。

1人目が去年の末に管理人室で服毒自殺。

そして2人目が翌年夏首吊り自殺。そして、3人目は帰り道にホームから飛び降りしていた。

「やっぱりあの石碑が関係してるんですかね?」鬼丸が潤に質問する。

「さあ?私ら警察だったから、そういうのは専門外ですしね。

でも、探偵だと何とかしないといけないんですか?」潤が質問返しする。

「調査依頼されたからには、何か結果出さなきゃだめでしょうね〜」潤が撮影したエントランスや管理人室などの写真を見ながら話す。

「他の周りのビルで何も起きてないのに、なぜあのマンションだけが、なんでしょうね〜?それになぜ25年も経ってから急にこんな事が起き出したのか?それも謎ですよね?」キッチンを掃除しながら潤が首をかしげる。

「夜にまた行って様子見ませんか?あの並びに美味い町中華あるんですよ。歓迎会しましょう。」鬼丸はすでに腹が減ってる様だ。

鬼丸は単純だ。ココは働きやすそうだ。何とか人間が生きれる環境に早く出来れば!

副署長も可愛かった。

結局そういう人でないと捜査一課行けないのか?

好きだった黒猫は、ずっと副署長に認められようとしてたけどダメだった。

あまりに裏があり過ぎて!

潤が黒猫を好きだと知った経理の人がそっと教えてくれた。彼が共済の積立の中抜きをしてると。

つまり老後定年する時に奥さんは退職金以外に給料から天引きされてた積立金…2000万を受け取れると思ってるが、実は黒猫に溶かされて0円なのだ。

奥様だけが定年まで知らされてないのだ。

嫁もアニメの佐藤刑事みたいなキリッとした退職した警官だが…騙されてるのだ。

「嫁は裏切っても仲間は売らない!」と良く豪語してたが、仲間は皆信頼してなかった。

副署長に嘆願してる姿を何度か目撃したが、ゴメンナサイされてた。

鬼丸は、黒猫よりずっと仕事出来ないし若い。

今頃、彼なら石碑と紐付けて適当な書類書いてオーナーに出してるだろう。だが、鬼丸はしない。

「あの…どうして会社辞めたんですか?」潤が聞く。

「いや〜ちよっと人が人をあまりに簡単に殺すの見慣れちゃってダメだなと思ったんです。」とアッサリと答えた。

黒猫があんなに憧れて頑張って実績積んでそれでも入れなかったのに!所轄でくすぶりたくないと足掻いてた。

潤が本部勤務決まると、もうガン無視された。

1階の駐車場で検視部屋にも入れられないくらい緑のドロドロ遺体の指紋取りに苦労してるのを7階のスリット窓から覗いてても、

パッと振り返り潤の姿は見えないはずなのに視線を合わせてくる動物的勘の鋭さ!

ヲタ魂を揺さぶってくる!愛してたのに…

今、目の前に居る鬼丸は夕飯の事しか考えてないし、部屋は人間が住める限界超えてるのに!

鬼丸は、殺人の度に最初に現場に入れる立場が嫌になったと?

副署長の人の基準が分からない…


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