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事故現場

赤いバーは25年前の日比谷線東急線事故現場辺りにちょうどなる。

マンションオーナーは恐々(こわごわ)来てくれた。

「そうですか〜ここで管理人さん達はランチしたり帰りに飲みに寄ってて、その占い師に占って貰うと自殺したくなってしまう…って流れで3人共亡くなったんですね。」鬼丸の話にうなづく。

理屈を付ければ、いくらでも否定できる。

が、実際に3人は時期は違うがランチをし夜は飲み一様にグダをまき、そして同じ占い師に占って貰い自殺してるのだ。オーナーとしては二度と自殺者を生まない為に対応する事は、これで出来る。

「ここで今時の若い奴は〜ってずっとグダ巻いてたのよ!どんな職場なのか知らなかったけど、ブラックなんだなとは思ってたの。」ママがオーナーに言っても仕方ないのだが話す。

「管理人室があったから雇ってたけど、委託会社の清掃巡回だけにしますよ。ファミリーマンションでも無いし。

年配の方がいる方が若い人は安心かと思いましたが…そんな時代じゃあ無いんですね〜」とため息をついた。

防犯カメラを数台設置し管理人室は閉鎖した。緊急用の電話番号だけ管理人室の窓口に置かれた。ただし防犯カメラはゴミ置き場にも設置された。

ちゃんとゴミ出さないと不動産屋から苦情がいき、ひどい人は退去弁償金を払うようにされた。

果たしてどちらが良かったのか?


「あの人、ドンキ辺りにも店出してたのよ。インスタグラムも教えて貰ったの。

今もあるし、今度オープンしてる日に行かない?」必死で寝室を掃除してる鬼丸に話し掛ける。

なんか白い粉が宙を舞う。

「カビの胞子じゃないですよね?」潤が心配しながら居間の応接セットやデスクに掛かるホコリをダスターで拭き取る。

「もう多分引き上げてると思いますがね〜不定期なら他のお店やりたい人に貸したりとかね?それこそカレー屋みたいに。」目が痛いらしくシバシバしながら寝室を掃除してる。

「ゴーグルはめた方が良くないですか?」潤が心配する。

「クソっ!もっと簡単に綺麗になると思ったのに!ベッド下が腐海の森になってて全然進まない!」鬼丸が悪戦苦闘してる。

「居間だって1週間掛かりましたよ。ゆっくりやりましょう?」と声掛けして出たゴミを分別して目黒区指定ゴミ袋に詰めていく。

「ゴミも有料化しますし、外食するか自炊にして出来るだけゴミを減らしましょう。ねっ?」潤が語りかける。

ミネラルウォーター用のペットボトルを減らす為、ドンキに浄水器も買いに行きたい。潤の部屋はブリタの冷水筒を使ってるが、鬼丸は絶対置き水なんかしないだろう。カートリッジの浄水器を付けた方が良い。

「クソッ!1時撤退します!仕方ない!」鬼丸がやっとあきらめた。


2人で白蘭の店。タルトタタンの店をめざして目黒川沿いの桜並木を歩いていく。

「途中にうまいそば屋あるんですよ。芸人さんや女優さんも普通に食べてたりするんですよ。」どうもそこで食べる気満々のようだ。

実はそこだけは潤も知ってる。友達が来た時連れて行かれた。有名なダンサー兼俳優のイケメンも常連と話してたからだと思う。

しかし、潤には自分で茹でた蕎麦と市販の麺つゆで食べるのと大して味の差が分からない。

なんなら硬めが好きなので自分で芯残して茹でた方が好き。

なんなら麺つゆよりくるみ蕎麦の方が好きなのだ。

しかし、食べたい物に口挟まれたくない!と言ってたし、奢ってもらうので口を挟む気はない。

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