表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/28

びょっじぇけ

「びょっじぇけ、びょっじぇけ」

 神輿が近付いて来る。

 出張で来た片田舎で祭りに出くわすとは、運が良いと私は思った。

「びょっじぇけ、びょっじぇけ」

 神輿を担いでいるのは、素朴な顔の男達だった。

 その神輿の上では、村の花形であろう目鼻立ちのくっきりとした男が、誰よりも大きな声で「びょっじぇけ」と叫び、祭りを盛り上げていた。

「びょっじぇけ、びょっじぇけ」

 私は村人と一緒に声を合わせながら、懐かしい日本の情景に魅了され、そして伝統に感動していた。


 出張の帰り、駅であの祭りのチラシを見つけ、手に取った。

 そこには「びょっじぇけ」の語源は「美容整形」であり、2年前に始まった祭りだと書かれていた。


 私は静かにチラシを戻した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ