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「声」が毒になった世界で"音無し"と蔑まれる私、実は禁忌の《月蝕の歌声》で記憶を辿る最強の聖職者でした 〜未来の自分と世界の終焉、黙示録を歌で覆します

作者:お試し丸
人類が「声」によって精神を侵される奇病《福音病(エウアンゲリオン)》に苦しむ22世紀末。
《神託の声》と呼ばれる音響ウイルスに蝕まれ、世界から「言葉」が消え去った。

そんな崩壊した世界で、人々の記憶を“歌”として封印・記録・再生できる《聖職者(セントリアン)》と呼ばれる少女たちが、失われた真実を辿る希望となっていた。

――だが、私、マリア・アルセニアにその資格はない。

幼い頃に「神の声」に触れたことで声帯が崩壊し、歌を歌えない"音無し"と蔑まれる最底辺の聖職者。それが私だ。
誰にも言えない秘密――禁忌の力である《月蝕の歌声》を喉に隠し、孤独に任務をこなす日々。

そんなある日、私が派遣されたのは、十年前の惨劇の現場。
そこで発見したのは、**“未来の自分自身が封印した”という、ありえない《声棺(セーレン・カプセル)》**だった。

『このままでは、あなたも世界も滅びる』

過去の自分と未来の自分、そして世界の終焉が一直線に繋がったとき、私の喉に眠る《月蝕の歌声》が疼き出す。

これは、終焉を告げる呪われた福音か。
それとも、たった一人で世界に抗う、最後の審判の歌か。

"音無し"と蔑まれた少女が、禁忌の歌声で世界の真実に挑む、近未来聖歌バトルファンタジー、開幕。
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