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劣等魔剣士の成り上がり  作者: 劣等生の成り上がり
始まりの
15/22

第11.5話 過信

 マグナの洞窟〜37階層〜


 「おい、そっちに1体行ったぞ!」


 「了解、フレイムブラスト!!」


 彼の銃口に炎が灯る。


 ドォォオォォォン!!


 「グォォォォォォォォッッッッッン!」


 キングオーガに穴が開く。


 ズゥゥゥウウゥッッン


 巨体が倒れる。


 「ブラスト、ガンナ、ロッド、まだまだくるぞ!」


 「「「了解!!」」」


 「補助魔法!パワフル、ソニック、シールド!」


 「ブリザード!」


 前方の敵が凍りつく。


 「ナイスガンナ、くらえ、ハリケーン!!」


 凍った敵が粉々になる。


 「いいぞ、ブラスト。」


 ハイズと呼ばれる、リーダーの彼が、一気に敵を斬り裂いていく。


 (縮地、剣撃!)


 「くらえ、雷鳴剣!」


 彼の剣が電気を纏い、敵という敵を感電させていく。


 「みんなしゃがんで!シャイニング・カッター!!」


 ロッドが魔法を放ち、敵の頭部と胴体がおさらばする。


 「あと1体だ!気を抜かずいくぞ。」


 ハイドが一気に間合いを詰めて横に剣を振る。


 キングオーガがそれを剣で受け止めるが、力の差が大きいようで吹き飛ばされる。壁に当たると同時に、ロットが魔法を飛ばす。


 「アースランス!!」


 土の槍がキングオーガを貫き、壁をも破壊する。


 「ギュオオオオオオオ!!」キングオーガの腹から血が噴き出る。


 するとキングオーガが魔法によって空いた壁の穴に這いながら逃げ込んだ。


 「くそ、待て!!」


 穴を覗くが既に姿はなく底の見えない空洞になっていた。


 「まぁ、野垂れ死ぬか、下の階層まで落ちてるだろう。とりあえず塞ごうか。」


 そう言われ、ロットが土魔法で壁の穴を塞ぐ。


 全てのキングオーガを片付けた彼らは次の階層38階層を目指すべく、次の階段へと進む。


 彼らは知らなかった。見逃したキングオーガが、底ではなく上へと登り、10階層まで登っていたことを、またその甘さがが、1人の少年を苦しめることを。

裏話なので短めに

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