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シティーガールハンター3  作者: 椎家 友妻
第五話 暴れる二人
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8 戦いの始まり

短い金属音と、刀が鞘に収まる音が聞こえた。

そして男が振り上げた鉄パイプが真っ二つに切れて、その先端が音を立てて地面に落ちた。

 「え?あ、れ?」

 その予期しない出来事に男は目を点にし、地面に転がった鉄パイプの残骸と潟奈ちゃんを交互に見た。

そう、今のは潟奈ちゃんが目にも止まらぬ速さで瞬を鞘から抜き、

男の鉄パイプを切り落として再び瞬を鞘に収めたのだ。

それを二秒かかって理解したらしいその男は、怖気づいたように二、三歩後ずさった。

 一方別の男が手に持った金属バットを振り上げ、綾芽に殴りかかった!

それに対して綾芽はその金属バット目がけて暴憐棒の先端を鋭く突き出す!

すると暴憐棒の先端が男の金属バットのちょうど真ん中を(とら)え、

金属バットはグヮシャァッ!というえげつない音を立てて真っ二つに千切れた。

 「げぇっ⁉」

 男はそう声を上げ、戦意を失った様子で綾芽に突進するのをやめた。

 「な、何なんだコイツら⁉」

 「ただの小娘じゃねぇのか⁉」

 この光景を目の当たりにした他の男達も驚きの声を上げる。

そう、この二人は見た目こそ普通の女の子だけど、中身は化け物・・・・・・

いや、戦う変身ヒロインのように強いのだ!

そんな二人を前に、男達は襲いかかるのをためらっている様子だ。

すると私の腕を掴んでいた男が、イラついた様子で叫んだ。

 「何ビビってんだてめぇら!どんなに強かろうがたったの二人だろうが!さっさとひねりつぶせ!」

 その声に気を持ち直した他の男達は、一斉に綾芽と潟奈ちゃんに襲いかかった!

 すると綾芽は手に持った暴憐棒を振りかざし、

最初に襲いかかって来た男の横っ面を叩いてぶっ飛ばし、

次に襲いかかって来た男のドテッ腹に突きを入れてその場にうずくまらせ、

その次に襲いかかって来た男の頭上を華麗に飛び越え、

空中で男の後頭部に強烈な一撃を与えて気絶させた。

 一方の潟奈ちゃんは左手に瞬の鞘を持ち、腰をかがめて居合いの構えに入った。

そこに三人の男達がまとめて襲いかかる!

すると次の瞬間潟奈ちゃんが瞬の柄に右手をかけたと思うと、

襲いかかった三人の男達は真後ろに吹き飛び、そのまま白目をむいて失神した。

潟奈ちゃんの目にも止まらぬ一撃が炸裂したのだろう。

だけど吹っ飛んだ男達は血が出ていないので、恐らく峰打ちみたいだ。

それでもメッチャ痛そう・・・・・・。



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