表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
増幅使いの這い上がり  作者: aaa168(スリーエー)
日常から、異世界
9/127

属性魔法は使えない

本当にいつも見てくれてありがとうございます。


もうちょっとはやくだしたかった・・・

朝、顔を洗ってから食堂へと向かう。


朝食は果物と肉?とパンでした。美味しい。


……ごちそうさまでした。


大分早く来たせいか、人はまた誰もいない。さて、ランニングでもいくか…


―――――――――――――――――


筋トレまでやり終えてから、そろそろ始まるであろう座学の教室へ向かう。


っと、もう皆いるみたいだな。着席。


今日もマールさんが入ってくる。


「おはよー!座学の時間は少な目にして、属性魔法の練習するからね!」


おっと、俺はそれできるのか……?




「今日は魔力についてもう少し詳しくやっていくよ!」




まとめると。


魔力は、魔法を使えば使う程じょじょに増えていく。本当に微量だが。

もし魔力を使い果たしてしまうと、身体を纏っている魔力も当然無くなってしまう。

その状態は非常に危険であり、魔力を使い果たした時点で身体に激痛が走り、まもなく意識を失う。




そのため、無理に魔法を使いすぎないよう、練習中にも気をつけろとのこと。


また魔力は自然と回復していく。この回復量は、魔力量が多いほど多くなる。


魔力がなくなった場合、一定の魔力量になるまで意識を失う……と。

基本魔力回復薬を常備するのが魔法使いの常識である。


また魔力がほぼない状態になると、自然と体で感じ取れるらしい。

練習中に魔力の枯渇を感じたら、すぐに休憩を行えとのこと。


固有能力の中の固有魔法(氷魔法など)は魔力を多く使う傾向があるため、固有魔法だけでなく、基本属性魔法もきちんと使えるようにならないといけない。


属性魔法には相性があり、基本的に水は火に、土は風に、風は水に強い。聖属性は、魔人族の扱う闇属性に強い。なので、扱える属性数が多いほど敵と有利に戦える。ちなみに火が強い属性はないが、威力が他の属性と比べ大きい。





「そういうわけ!それじゃこれから属性ごとに分かれて練習するからね!基本的に一番属性魔法適正が高かった属性を最初に習得したほうがいいよ!感覚がつかみやすいから!」




属性ごと……俺はどこへいけば……



「みんなその属性のプロみたいな人ばっかりだから!それじゃ呼んでくるね!」



しばらくした後、マールさんと四人の魔法使いっぽい人がでてくる。


それからは三人の自己紹介が行われ、流れるように四属性ごとに分かれてここから出て行ってしまった。


この間俺は頭が真っ白になってました。


残ったのは聖属性を希望する人のみ。ちなみにこの属性が一番少なかった。


「よーし、それじゃ皆ついてきて!私はこうみえて聖属性のプロなのだー!はっはっは」


皆がマール先生についていく。ここを出る前に言わなくては……よし!




「先生!俺属性魔法全部使えないんですけど!」




……うん、黙るのやめよう。まだ笑ってくれたほうが良いんだけどな……





「え」


マールさんも固まってるし……


「そ、そうなの?私勝手に皆二属性以上あるって思ってた…報告にもそうあったし……あ」


ん?


「なんか属性魔法ない子が一人ってかいてたような……」


おい!


「ごごごめんね!ちょっと待ってて!あーどうしよどうしよ」


こうなったら、俺だけ違うことしないと駄目ってことか。そうだな……




「あの、魔力を増やす方法って魔法使う以外にないんですか?あったらそれ今日やっとくんで!」


「う、ううん、君固有魔法しか無かった子だよね!たしかに、魔力を増やすのは大事!大事だね!属性魔法ないし!」




なんか混乱してるような……あと地味に傷つく!




「色々あるにはあるんだけど……昨日魔力をそのまま出してたよね?その魔力のを好きな形に変形させる練習とか!」


「分かりました!それやっとくんで!どうぞ行ってください!」




皆の目線が痛いんだよ!特に樹の心配そうな視線。目は見えてないけど、分かるんだって!




「わわ分かった、それじゃ頑張ってね!」


マールさんとクラスメイトが去っていく。


……


「はあ……」


ため息ひとつ。それじゃ魔力の形を変形させるんだっけ?


ま、まあやりますか!


ほんとにそんなんで増えるのかね……



――――――――――――――――――――――



うん、難しい。出す事はまあできるんだが、それを形にしようとするとだめだ。


多分魔法は詠唱で補助してくれるからこそ、多彩な魔法を打てるんだろうが、これに詠唱はない。


あと俺の魔法適正も関係しているだろう。


そして、魔力がなくなりそうだ。感覚でいうと、さっきまであったのがさっぱりなくなった感じ。ちょっと気持ち悪い感じもする。車に酔った感じか?


これ以上やると倒れるんだろうな……もうこれはやめておこう。


……さて、時間的にはまだ一時間もたってないんだけども。



俺の魔力量、本当に低すぎないか……


いや、弱気になっては駄目だ。自然回復したらまたやろう。


それまではスタッフで素振りでもするか?鈍器として使えるって言ってたし。


場所は……もう自室でいいか。



――――――――――――


やっぱり素振りといってもやり方があるのか、思うように鍛えられている気がしない。


これは誰かに教わる必要があるか。


昼食を魔法談義で盛り上がっているクラスメイト達の横でさっさと平らげてから、自室に戻って魔力の変形の練習をする。


魔力がなくなったら素振り。以下ループ。


夜も一人でさっさと食べて、ランニングと筋トレだ。


……うん、俺も魔法出したいよ……


明日は誰かに素振りだけでも教わってこようか。騎士団の人たちの誰かでいいだろう。

それと俺の固有魔法の出し方も教えてもらおう。これはマールさんでいいか。


明日やることも決めたし寝よう!おやすみ……

なんでこんなぐだってしまうのか、あらすじちょっと変えようかまよいちゅう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ