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 風と共に去りぬ      映画レビュー

作者: 舜風人


まあ


さんざんこの映画については


各氏が論じられてきてるので、


今更


私が事新しく


「風と共に去りぬ」を



論じても仕方ない?のでしょうが、、


そこはそれ私なりの


私見ということで、、。


実はというか



スカーレットオハラは


性格も悪いし、、、すごいきついし、、


スカーレット・オハラは、、実は、いやな女?ですよね。



嫌な女の典型?ですよね?


一方メラニーは


良妻賢母の見本みたいな女性。



まあ



この二人の女の取り合わせが


ポイントなんでしょうけどね。



確かにアシュレーでなくても


良識ある男ならば



スカーレットと結婚となると躊躇するでしょう。


気性も激しいし、、こういう女と


毎日結婚生活を送るのは苦痛ですよね?



メラニーのような


温厚で優しい女性がベストでしょう。



やはりスカーレットには


レットバトラーのような


世間師でないと


わかりきった男性でないと


夫は勤まりませんね。



でもさすがの


レットバトラーも


愛児を無くしてから



スカーレットとの生活に


我慢の限界を超えてしまうのですね。


それだけきつい女


それがスカーレットです。


でもいろいろあって


やっと最後に、


「今はレットしかいない」、、と、


スカーレットが、悟ったとき、もうすでに遅し


レットは完全に切れてしまっていて、、、


二度と戻らないといって、立ち去ってゆくのです。



すべてを失ったスカーレットは


でも


自分に言い聞かせます。


明日は明日の風が吹く


明日に期待しようと、


そう


自分に言い聞かせてひとり、、タラの地に立ち尽くすのです。




そこで


この3時間半の壮大な南部を、舞台の歴史ドラマは終わりますが、、


さてそれからスカーレットはどうなったのか?


気になりますよね?


レットは戻ってくるのだろうか?


一人になったスカーレットはたくましく生きてゆくのでしょうが、


メラニーを失った軟弱なアシュレーはどうなる?



続編が待たれますが、、、



マーガレットミッチェルは続編は書きませんでしたね。



そこで最近?


全く別の人が


後日譚を書いたのですね。


その題名も「スカーレット」



私もぱらぱらと読みましたが


でも


結局


こうした


続編というのは、、、所詮は、、、


無くもがな、、、



なのですね


という実感ですね。



マーガレットミッチェルが書かなかったのは大正解だったのです。



あそこで終わっていたからこそ、それでよかったのですね。


余韻と余情が残っていてね。



さてこの映画の冒頭



スカーレットのお父さんが



言いますね。


「いいかこのタラの土地は全部お前にやるからな、


いいかな、土地だけが本当に大事なものなんだ。


土地だけが守るべきものなんだよ」と



こんこんと



スカーレットに諭すのですね。



さて?


いまこの日本で



先祖代々の土地が


荒れるに任せて


耕作放棄され


あるいは先祖代々の


家屋敷は


無人で


子孫は東京でサラリーマンというのが


まあ、、、実態ですよね?



私も


大学を出て



就職したのは故郷から遠い他県でした。



そして、、、



故郷の家屋敷は



父母が亡きあとは


荒れるに任せて、、



結局  仕方なしに。、管理しきれなくて、、、先年、、手放してしまいましたが



いまそこには


建売住宅が5軒ほど建って


全く、見も知らぬ人が住んでいますがね、




まあ


これも理の当然というか


歴史の流れというか


時代の必然というのか、、。



仕方ないことなんでしょうけどね。


おっと、



というわけで「風と共に去りぬ」から


だいぶ、



脱線してしまいましたね、




これは失礼しました。














「生まれた家は跡形もない、ほうたる」 


「花いばら、 ここで土になろうよ」


「雨ふるふるさとは、はだしであるく」




                       山頭火



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