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令和四年坂東玉三郎歌舞伎5月

疲れて、当日は感想を書けなかったが、金曜日に御園座で、坂東玉三郎の歌舞伎を観た。


「口上」幕間「隅田川」幕間「傾城」


最初、坂東玉三郎と中村雁治郎で口上。

今回の出し物は名古屋では初ということ。

また、珍しいことだが、6月歌舞伎座の「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の宣伝をやっていた。


片岡仁左衛門さんが、急に病気になり、新派の役者さんや中村雁治郎との公演で、なかなかたいへんなのかも知れない。



しかし、第二幕「隅田川」から、パワー全開。

「隅田川」は能の超有名作を歌舞伎にしたものである。


絶世の美少年吉田梅若丸が人さらいに連れて行かれ、母が東国(今の首都圏)まで来るが、そこで人々が吉田梅若丸の一周忌を行っているところに出会うというものである。


最近の人気ドラマ「俺の家の話」でも、「隅田川」を下敷きに、面白く現代ドラマが作られていた。


しかし、歌舞伎の「隅田川」は、玉三郎も比較的地味な衣装で、中村雁治郎演じる船長に吉田梅若丸のことを聞かされ、哀しみの舞を舞う。


舞台も薄暗く、後ろの方に演奏の人、謡の人がいて、美事な台詞を歌っているのだが、国文学者とかでない人が急に聴いて、理解出来るかは微妙である。

このシナリオは世阿弥の息子観世元雅が書いたと言われているが、伊勢物語の東下りも、もちろん踏まえ、男女の色恋から親子の愛に深められている。


とても良い舞台だったが、寝ている人が多かった。

白人や、芸子さんがいた。



そして、最後は「傾城」

美女は、城を傾ける、つまり国を滅ぼすという意味で、最高の花魁が、三回衣装がえしながら、舞を舞う。しかも、謡で、風薫る五月と言いつつ、実はしんしんと降る雪の中で、花魁が恋しい人を思っていることが分かり、謡の人、演奏の人の後ろのふすまが開くと、雪がすごく降っていて、その中で圧倒的な美しさが演出される。



次は10月に、玉三郎さんは御園座に来る。


それまでに中村芝翫家による全国巡業。中村獅童さんの公演がある。


台詞も、だいぶ復活してきた。(・・;

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