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令和四年坂東玉三郎コンサート

日曜日、大須観音、萬松寺、七寺などをお参りしてから、御園座に行き、坂東玉三郎のコンサートという貴重な経験をすることが出来た。


ちなみに、歌舞伎公演に比べると派手ではないが、お土産や、お弁当も売っていた。


また、コンサートはピアノ(ピアニストが引き振り、指揮もやっていた。)、ヴァイオリニスト二人、チェロ一人、ヴィオラ一人、コントラバス一人という演奏だった。


ところで、最近、遊びで、Twitterというのをやっているのだが、何が評価されているのか、自分では知らないが、六百人弱の方々が読んで下さる。基本的には、mixiと発表していることは変わらないのだが。(・・;


そして、「そんなに次々と和歌や俳句、漢詩が口をついて出てくるのですか?(・・;」と言われてしまったが、出てきてしまうのよねえ、仕事だから。


そんな詩歌文学、源氏物語が専門の私が、おっ!(・・;と思ったのが、玉三郎の歌うシャンソンが全て岩谷時子の翻訳になっていたことである。


芸能や、シャンソンに詳しい方なら、ご存知かも知れないが、御大美輪明宏が、岩谷時子の翻訳はおおむね間違っていると言い、岩谷時子派の総帥加山雄三が激怒したが、加山雄三も、もうすぐおかくれにならはるだろう。

そして、森繁久彌、森光子、ジャニー社長、中村吉右衛門さん、片岡秀太郎さん、小三治師匠などのおかくれにならはった今、美輪明宏より目上って、もうあまりいないのではないか。(・・;


美輪明宏は昭和の日に「悪魔」というシャンソンを歌っていたり、意気軒昂である。


しかし、それでもだいぶ高齢なのと、ウィルス騒動のせいだと思うが、ステージはほとんどやっていないのではないが、と思う。


そんな美輪明宏が後継指名したのが、大竹しのぶで、美輪明宏版の歌詞で、シャンソンを歌っている。この二人の大御所とはくらぶべくもないが、前田敦子さんも美輪明宏版の「愛の讃歌」を歌っていた。(実際観てみると、上手いとは言えないが、真心を感じた。)


そういう訳で、シャンソン界は美輪明宏の天下になったか、と思ったら、玉三郎という歌舞伎界の天皇が岩谷時子復権で殴り込みをかけてきた。これは見ものである。


越路吹雪という伝説のスターは私が2歳か、3歳の時におかくれにならはったので、もちろん、生で聴いたことはないし、美輪明宏、大竹しのぶ、前田敦子さん派への忖度か、あまりラジオとかテレビでも流れないと思う。


しかし、それを復権させようという玉三郎のコンサート。おっとりした、良い意味での旦那芸で、確かに正確さは美輪明宏派なのかも知れないが、岩谷時子の優しい日本語のシャンソンは心地良かった。「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」など、すごく良かった。


美輪明宏は意気軒昂だが、大竹しのぶはちょっとピンチである。大竹しのぶの劇団の若い衆が、松田聖子ちゃんの娘がおかくれにならはる前、罵倒したりしていたことが最低の雑誌、週刊文春に暴露され、(若い衆はもちろん降板したが)劇場はすごい悪い雰囲気だったらしい。

毎週水曜日のラジオでも、「ひどい芝居だった!!あたしの演技以外は!!(# ゜Д゜)」とご立腹だった。


もしかすると、美輪明宏シャンソンは玉三郎によってひっくり返されてしまうかも知れない。


そして、玉三郎はアンコールで、寺山修司が製作した「時には母のない子のように」を歌っていた。

なんだ、やっぱり、玉三郎って、寺山修司とか美輪明宏とかと同じ「一族」なんだ。(・・;


「時には母のない子のように」発表当時はすごく批判を受けたのである。母のない子は、愛を語っちゃいかんのか、と。

でも、荒涼とした現代に、優しく流れていた。


遠出はしなかったが、良いゴールデンウィークになった。

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