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令和四年陽春花形歌舞伎

こちらを先に観た。

始まる前にお弁当や、お土産を売る店にいたら、社長らしき人に話しかけられ、歌舞伎がお好きなのですか、と聞かれたので、ウィルス騒動で中止になったもの以外は必ず御園座に来ており、来月の玉三郎さんのチケットも、もう持っている。海老蔵や、勘九郎さんの全国巡業も観ているとお話した。

そして、今年は、ウィルス騒動で長く中止されていた全国巡業が再開され、中村芝翫(三田寛子の夫)一家が全国を回るらしく、もちろん、おうかがいしたいと思う。


たまたま、ラッキーで、最前列の席が当たり、鑑賞。



「相生獅子」はお姫様二人による連獅子である。中村梅枝と中村莟玉(かんぎょく)(梅玉の後継者)による舞踊。


「雪」は、今回の座長、尾上菊之助の舞踊。そもそも作られたのは、けっこう昔らしいが、武原はんと言う天才によって、一般的なレパートリーになり、谷崎潤一郎の「細雪」にも出てくる。


ウィルス騒動が起こってから、しばらくは、台詞無しの舞踊だけの公演が多かったが、昨日の後半は人気の演目、「身代わり座禅」が演じられた。

能、狂言の「花子」と言う作品をもとに、ある大名が花子と言う恋人に逢いに行くため、お堂で座禅の修行をしているふりをする上、家来の太郎冠者に身代わりを頼む。ところが、奥方にばれてしまい、奥方は太郎冠者に化けて、座禅する。そうするとある大名は、奥方を太郎冠者と思い、奥方の悪口を言うと言う喜劇である。



今まで、尾上菊之助の父、尾上菊五郎と市川左團次。片岡仁左衛門と中村雁治郎がやったのを観たことがあるが、片岡仁左衛門が一番上手だった。

ちなみに、この作品の奥方は、男の役(立ち役)で、風格のある人がやる方がよりおかしみが出る。昨日の人は若く、そこまでの味が出ていなかった。

尾上菊之助は合格点だった。



市川海老蔵は表向き、ウィルス騒動のためとされているが、歌舞伎界の天皇、市川團十郎の地位につけないでいる。最近のスキャンダルのニュースを聞いていると、もう市川宗家はダメかも知れない。


その場合は、尾上菊之助、松本幸四郎、市川猿之助の三人による指導と言う体制になり、玉三郎の地位は中村雁治郎の息子の壱太郎に受け継がれるだろう。(・・;

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