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令和2年秋、錦秋御園座公演

演目

「鐘ヶ岬」

「歌舞伎のみかた」

「連獅子」



今日、多分、一年ぶりぐらいだと思う。御園座に行った。


お正月の坂東玉三郎以来ではないかと思う。


御園座は4月と10月に歌舞伎をやっているが、4月は全部中止。払い戻し。


そのあと、長く、ほとんどの公演が中止になった。


東京、上方も、ほとんどの公演が中止。



それが先月ぐらいから、ちょっと再開になったのだろうか?(・・;)

それでも、全部中止の劇場も、まだ多い。



今日、御園座に行ったら、席は市松模様になっていた。


イヤホンガイド無し。公演のパンフレットの制作無し。新人の襲名の口上無し。幕間は短く、一応、お弁当は少し売っていたが、買わなかった。



公演は、演目を見たときになるほどと思ったが、基本的に舞踊で、台詞をあまり必要としないものが多い。

マイミクの皆さま、教養にあふれていらっしゃるので、書く必要無しかも知れないが、舞踊中心の歌舞伎の場合、太夫さんという音楽家たちが謡や、演奏をやるのだが、今日、一番びっくりしたのは、太夫さんたちが普通のマスクではないが、覆面みたいなのをしていて、謡や、笛も。


謡というのは、普通の生活をしていらっしゃる善男善女には、何を言っているのか、もともと分からないかも知れないが、古典をやっている自分でも、ちょっと聞きづらいような気がした。(・・;)


最初の「鐘ヶ岬」は安珍清姫の話を舞踊で表現するもので、尾上菊之介が一人で、舞っていた。ちなみに、舞踊の指導は、日舞の総本家藤間勘十郎がやっていた。(チラシみたいなのに、書いてあった。)


尾上菊之介は、あまりテレビとか出ていないかも知れないが、新しい松本幸四郎と並んで、歌舞伎界の未来を担う人だと思う。中村勘九郎の襲名披露の時も、尾上菊之介の存在感の方が目立つぐらいだったし、近年は、尾上家が得意とする人情噺みたいなのにも、挑戦していた。(・・;)

そして、女形の化粧をしていると、お姉さんの寺島しのぶによく似ている。


菊之介の舞踊のあと、中村萬太郎による「歌舞伎のみかた」というトーク。20分ぐらい。

誠実に話していたが、熱心な歌舞伎ファンなら知っていることばかりだった。


短い幕間のあと、「連獅子」尾上菊之介が父親の役、尾上右近が子供の役である。


尾上右近というのも、民放には、あまり出ていないかも知れないが、NHKの歌舞伎のラジオをやっている、比較的、重用されている若手である。


それより、驚いたのは、尾上菊之介は「連獅子」は、初めてやるとのことだった。(・・;)(中日新聞の情報。)


「連獅子」は、親子でやることが多い。


何の関係もないもの同士がやることもあるが、尾上菊之介は何故、やっていなかったのだろう。(・・;)

女形でも、子供とやっていた人、扇雀とかいた。


尾上菊之介の「連獅子」は、けれんとかはないが、落ち着いて、観られるものだった。


正直、久しぶりに観たので、上手いとか下手とかより、久しぶりに観たな、という感じ。(・・;)

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