六本木歌舞伎地球投五郎宇宙荒事
父親の誕生日、母親と二人で、(本当は父親と三人で、)新作歌舞伎「地球投五郎宇宙荒事」を観た。
脚本は宮藤官九郎、演出は三池崇史、主演は市川海老蔵と中村獅童である。
加藤清史郎くんがけっこう大車輪で、活躍する。
しかし、これが歌舞伎かというと迷うところである。人気歌舞伎役者が人気監督と作った歌舞伎風現代劇だと思う。
江戸に宇宙人が攻めてきて、市川海老蔵演じる地球投五郎が悪の宇宙人と戦うと言う話。
ただ、SFの要素をいろいろ歌舞伎に取り入れたところは面白かった。また歌舞伎の大道具などをSFに使ったのも意外と映えていた。もっといい脚本だったら、すごく面白い作品になったかもしれない。
中村獅童は前から映画などで最優秀男優賞に選んだこともあるが、上手で、感心する。
最初、市川海老蔵と中村獅童が舞台上で、お化粧するところから始まるのだが、何で竹内結子と離婚したのか聞かれ、台本なのかアドリブなのか分からないが、たじたじになっていた。語り出したら、芝居の時間がなくなると言っていたが、語って欲しかった。
自伝を書くべき。(・・;)
もう一つ感心したのはお姫様の役で中村鴈治郎の息子(坂田藤十郎、扇千景の孫)の中村壱太郎が出ていた。特別に上手かった訳ではないのだけど(この作品では見せ場がなかった。)、7月ツアー、9月ツアーをやり、8月も新作をやっている精力的なところは評価出来る。
何かいい役に恵まれたら、大ブレイクするのではないかと思う。正統派の名女形になる素質あり。(・・;)




