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錦秋名古屋顔見世・昼の部(後編)
「吉右衛門に始まり、吉右衛門に終わる」
前日、「俊寛」から観始め、一番楽しみにしていた忠臣蔵もの「松浦の太鼓」でフィナーレ。
松浦と言う殿様は赤穂義士に同情を寄せ、今か今かと討ち入りを待っている。赤穂義士の妹のめんどうを見たりしている。
そして中村歌六演じる俳句の宗匠宝井其角が赤穂義士大高源吾の俳句を松浦の殿様に伝え、松浦の殿様は討ち入りを悟る。それに合わせ、鳴り響く陣太鼓。
中村吉右衛門の松浦の殿様は俊寛とはうってかわっておおらかなバカ殿様で、そこに品やおかしみもあって何とも言えないいいお味を出している。素晴らしい演技だった。
ちょっと地味目の演目が多いが、とてもいい公演だと思う。
是非、お運び下さい。(・・;)




