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義経千本桜;平成25年7月17日

今日、岐阜県多治見で松竹大歌舞伎巡業公演、観た。

今年の3月に名古屋御園座でもおもだか屋一門の市川猿之介襲名公演をやっていたが、その全国ツアー版である。



去年の夏、岐阜県の大垣に市川猿之介、市川中車などのいないおもだか屋一門の松竹大歌舞伎巡業公演が来たが、ガラガラだった。(ただし、内容的にはすごくよかった。)


それに比べ、市川猿之介襲名公演はなかなかチケットが取れず、岐阜市、春日井市、豊橋市などは取れそうになかったので、多治見にやって来たのである。



だしものは「毛抜」「口上」「義経千本桜(四の切)」


「毛抜」は市川猿之介は出演せず、市川右近が名探偵粂寺弾正を演じる。

歌舞伎とは結局、歴史ファンタジーで、平安時代六歌仙の伝説などをバックボーンにしながら、当時はなかった煙草、磁石、手裏剣などを取り入れたり、奔放。


小野小町の子孫の家で不可解な事件が続発するのだが、文屋康秀の子孫に仕える粂寺弾正は名探偵コナンのようにズバズバ推理しながら、現代と違って、犯人を見つけると手裏剣、槍、刀などで成敗。

またその合間、小野小町の子孫の家の若衆や腰元を強引にナンパして、好色ぶりを発揮したり、ミステリ、活劇、ラブコメなど盛りだくさんで水谷豊も真っ青である。



ちょっと気になったのが、名女形市川笑也、春猿があまり大きい役をやっていなかったこと。全国各地の襲名公演の疲れか?(・・;)



口上は中村梅玉が司会のような役をやる。彼は3月の襲名公演でも「黒塚」に出ていた。今回は「義経千本桜」の義経もやっている。義経役は上手かったが、しゃべりはちょっと下手だった。



そして最後は市川猿之介の独壇場となる「義経千本桜」

タイトルに義経と入っているが、妖怪狐忠信のアクロバティックな技を見せる素晴らしい内容で、会場が小さいのと、多分、あまり歌舞伎に詳しくない人が多いと思われ、技が決まる度に拍手喝采、まるでロックコンサートのような熱狂だった。


ちょっとネタバレごめんの人は読みとばして欲しいが、最後、御園座のような大劇場では市川猿之介が客席の上を飛び回る宙乗りをやる。流石にそれはなかったが、派手な演出のおもだか屋一門らしく、最後は普通に花道を去る終わりかたではない。



会場で、確かめて欲しいが、全国完売のよう。

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