第三話 それゆけ すごろく珍道中 その3
谷を越え、大きな石の門を潜り抜けると人の数が徐々に増え始める。
遠くには建物が見え始めた。馬車が発着所に到着するとマキナが大声を上げた。
「着いたー!」
「ここが……テランドゥ……」
「うーん、ここも相変わらずだなぁ」
湯煙が漂う町だった。というかただの温泉街にしか見えない。
大通りには大勢の人。商人から始まって剣士を初めとする冒険者。
良く見るとお忍び的な王族もちらほら紛れている。
遠くには大きな噴水が見える。あれは……プールか何かなのかしら?
水着を着た人々がはしゃぎながら入っていく。
はっきりといえば楽しそうだった。
マキナのいう公平や平等と言ったモノを司る町とはとても思えない。
ただの観光地じゃないかしら?
「正直、厳かな街だとばかり思ってわ……」
「心身が満たされている人間は悪事なんて全くしない! というのがテランドゥの考えだからねぇ。世俗的といえばそれまでだけど、実際この町では犯罪がめちゃくちゃ低いんだよ」
「快楽に耽ってるとも取れるわね」
「そういわれるとぐうの音もでないなぁ」
長時間座っていたせいか、身体が固まったらしく首やら肩やらを動かすマキナ。
同行人であるハンスたちも温泉街に興味しんしんだった。
まあこういうところに来るのはめったいないものね。
いつもなら簡素な路地裏、暗い洞窟や森、埃っぽい山中とかだもの。
大通りまで来るとそれぞれやりたいことをするために分かれることにした。
「じゃあ俺たちは酒場で時間を潰すよ」
「温泉に入ってきてもいいからね。宿屋は手配してあるから」
「ありがとう、それじゃあな」
「さて、僕もお仕事っと」
ハンスたちに手を振って別れを告げる。
しかし私は思わずマキナの後ろに歩いていった。
「エリン、宿屋で休んでていいよ?」
「それはそうだけど……」
彼女のいう儀式がどうしても気になっていた。
そんな私のことを配慮したのか、いつもの軽い調子で一言。
「まあ付いてくるならお好きにどうぞ」
「じゃあ好きにするわね」
大通りを抜け、中央にある大きな建物へとやってくる。
教会か何からしく、白を貴重とした厳かな風貌だった。
重い扉を開けて中へと入る。広いエントランスにあるのは巨大な石像だった。
お互いににらみ合うかのように向かった姿は畏怖すら感じる。
「あれは?」
「秩序の神。もう一つは正義の神」
「どうしてお互いに向き合ってるのかしら?」
「秩序と正義はお互いに対立するっていう構図なんだって。法が正義なんだろうけど悪法もまた存在するのも事実だし、正義のためならば何をしてもいいのかという問いかけでもある」
「そうなんだ……」
さらりと説明するマキナに感心しつつ、さらに奥に進む。
巨大な扉の両隣に神官が立ち、中央には受付があった。
早速マキナは受付へと向かう。
台帳に何かを記載すると神官たちと少し話をしているようだった。
しばらくすると神官が奥の方へと入っていく。
「じゃあ僕行ってくるね」
そういって神官に続いて扉の奥へと入っていくマキナ。
扉が開いた先には暗い洞窟がどこまでも続いていた。
そして扉が閉められると言いようの無い静寂が辺りを包んだ。
神官たちも私も特に話すことがないからかもしれないが、妙にそわそわしてしまう。
時間だけが過ぎ去る中、退屈のあまり手短な椅子に座って待つことにする。
そんな最中だった。
「うひゃああああああああああああああああああああああ!」
突然の絶叫。思わず私は近くの神官に問いただした。
「ね、ねえ、奥の方に何があるの?」
「水浴び場です。奥まった場所にあるので、夏でもかなり冷たいんです」
この話を聞いた私はただ呆然とするしかなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ああ……偉い目にあった」
「お疲れ様」
こってりと搾られた、という言葉が似合いそうな感じだった。
時間にして三十分。冷たい水の中にいたせいか、手足は完全に冷え冷え。
太陽の光を浴びながらフラフラと待ちをさまようマキナ。
「……太陽って凄く暖かいんだね」
「それでこれからどうするの?」
「お布施と更新料を払って、アミュレットを貰えばおしまい……」
「なんだ簡単じゃない」
私の発言にマキナは深いため息をついた。
「それまでが大変なんだよ! 見てよ、あれ!」
「あれは?」
指し示した先にはそこそこ高い山がそびえ立っている。
といっても距離的に言えば一日で登りきれるコースだ。
「あそこの中腹に教会があってそこまで歩いていかないとダメなんだ」
「そうなの、じゃあ仕方が無いわね、気合入れていきましょう」
「うあー」
登山道の入り口に立つ私たち。
多くの人が登るのか、ちゃんと整備をされているらしく道は荒れていない。
ご丁寧に手すりまで、老人なんかも登るのが目に浮かんだ。
早速、山登りをする。
深い森の中を切り開いたせいか、野鳥の声が聞こえてくる。
澄んだ空気がとてもさわやかだ。軽やかに段を上っていく私。
ふと、背後を見るとゆっくりとした足取りで登っているマキナの姿があった。
水浴びをした後だから、という前提があっても歩く速度は一向に速くならない。
「ほらほら、早く登らないと終わらないわよ」
「エリンー、君が健脚過ぎるんだよー」
「あら? それを褒めてるの?」
「半分は」
「残りの半分は?」
「筋肉でゴリゴリしてるから蹴られたらとんでもないことになりそう」
「ならシャキっとしなさい。あんまり遅れると蹴り飛ばすわよ」
「うわぁ、それだけは簡便だ」
チェックポイントこと休憩所へとたどり着く。
ふら付いた足取りでマキナはすぐさま休憩所のベンチに座り込む。
肩で息をしてる辺り、体力は根本的に無さそうね。
「どうぞ」
休憩所の老婆からいっぱいの水が差し出された。
綺麗な水だった。いつも飲んでいる物より透き通って見える。
「これは?」
「聖水。飲むと身体に良いんだよ」
「それじゃ……失礼して」
口に含むとその味に驚くしかなかった。
甘い……。それに……さわやかだ。故郷でもこんな水はあまり飲んだことはない。
マキナも一気の飲み干す。一息付いて少し元気が出てきたようだ。
「さあ、目的地を目指して頑張りましょう」
「おー……」
「元気が無いわねぇ……」
「そりゃあ元気だってなくなるさ」
「マキナ……しっかりしなさい! 早く帰らないと金魚がとんでもない事になるわよ」
「……そうだね」
私たちがいない間、大家さんに金魚の飼育を頼んでおいた。
しかし……。マキナも私もあの一言が頭の中にこびりついている。
「おや、うまく太らせれば良い値段で売れそうだねぇ」
私たちは再び山登りを始めた。
今度は登山道から一転して石の階段が設けられている。
二人で石段を登っていくがどうにも面白くない。
というのもマキナの足もかなり遅くなっている。
仕方が無い――。
「……ゲームでもする?」
私の提案にマキナは目を輝かせてくる。
やっぱり彼女は根っからのゲーム好きなのかもしれない。
「いいねぇ、ならアレだ、階段すごろく!」
「何よ、それ?」
「ふふーん、じゃんけんをして勝った分だけ進めるっていうゲームだ!」
「そう、それなら遠くに行っちゃうけどマキナは大丈夫?」
「おっ、言うじゃないか! それなら早速勝負だ!」
「金魚のときの借り、ここで返してあげるわ」
「それならこっちは二連勝と行こうか!」
お互いについ、ムキになったかのような言い合いをする。
「じゃんけんぽん!」
私はチョキを出す、マキナはグー。
掛け声とともに早速、マキナは階段を昇っていく。
「グ・リ・ン・ピ・イ・ス・の・お・ま・け!」
「おまけ?」
「おまけ! ついてないとは言わせないよ!」
グリンピースのおまけ……この間行った食堂で付いてきたわね。
食堂の女将さん曰く、採れ過ぎたから客に出してるらしいけど……。
でもねぇ……。
「……分かったわ、認めてあげる」
再びじゃんけんをする。今度は私がパーで勝った。
マキナと同じように掛け声をあげて段を上っていく。
「パ・イ・ナ・ッ・プ・ル・ノ・カ・ン・ヅ・メ! っと!」
「エリン、それは卑怯だよ!!?」
「あら、缶詰がないなんて言わせないわよ! 先に言い出したのはマキナの方なんだから」
「ぐぐ!?」
そう、売り言葉に買い言葉。私も結構意地悪になってきたのかもしれない。
三度目のジャンケン、マキナがチョキで勝った。
「チ・ョ・コ・レ・エ・ト! っと!」
「マキナ、宙に浮いたでしょ!?」
「さーて、なんのことやらー」
宙に浮いて段を少しごまかそうとする。
そんなものを使うなら山に登るときに使えば良いのに……。
しかしこういうときじゃないと使う気分にならなかったのかもしれない。
それにそれならこっちも……。
ジャンケンに勝つと屈伸をして身体をほぐすと思い切り階段を蹴って跳ぶ。
「うわぁ、エリン! 二段抜かしなんて卑怯にもほどがあるよ!」
「あら、段を抜かしちゃダメって言うルールはないでしょう!?」
「そりゃあそうだけどさぁ!」
こんなやり取りをしながら私たちは階段を昇っていく。
端から見れば子供みたいなことをしているのは重々承知。
それでもマキナとこうやって遊ぶのは別段悪い気分ではなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ついたー! 総本山!」
「正確にはただの教会でしょうに」
手を上げて喜ぶマキナに私も付いたことへの安堵を得る。
結局の所、僅差で私の勝利だった。
お互いに屁理屈をぶつけ合っての勝利だが。
しかしたどり着いた場所は私たちがバカ騒ぎをして良い場所ではなかった。
周囲はふもととは違い厳かな雰囲気。すれ違う人々もみな口を閉ざしたままだった。
日は昼から夕方にかかろうとしている。夕日を受けた教会はとても美しかった。
白一色の建物が夕日の赤を浴び、残された青空とのコントラストを描いている。
町の方の教会で見た秩序と正義の神のステンドグラスが。またなんとも言えない輝きを見せている。
「静かね……」
「一応、そこそこの場所だからね」
すれ違う人たちに視線を送る。
マキナや私とは違い、みんなかっちりとした服を着ている。
俗っぽく言えば、身だしなみがとてつもなく整っている。
かなりお堅い仕事をしているのはなんとなく分かった。
隣にいるマキナについこんなことを聞いてしまう。
「ねえ、あの人は?」
「判事さん、向こうにいるのは教会の巡礼者かな」
「そうなの……」
こんな固い人たちの中にディーラーが入るなんて私には信じられなかった。
「とにかく、中に入ろうよ。このまま教会を見てるだけなんてつまらないだろうし」
「そうね」
私たちは中へと入っていく。
ふもとの教会とは違い、かなり質素であった。
出入り口にある受付で書類に名前を書くマキナ。
そして懐から少し大きな袋を取り出すとその袋ごと秤に載せられる。
あんな重い物を持っているのなら言ってくれれば良いのに……。
そして書類を手にするとまた別の窓口に書類を出す。
お役所仕事的なものによくイライラしないわね。と普段の彼女の様子を思い浮かべる。
最後に、と中央の教壇に向かいひざまづく。
彼女に向かって神官が宣誓が読み上げられた。
「汝は何故この地へ?」
「我が仕事、労働のために」
「汝の仕事とは?」
「賭け事のディーラーをしています」
「ふむ、では自らの仕事に恥じるべきことはあるか?」
「いいえ」
「ではこれまでの行いに罪や恥はあるか?」
「いいえ。全ては神のお導き、申し上げのままに」
「ふむ、それでは汝に洗礼たる証を」
アミュレットこと銀色のネックレスがマキナの首元に巻かれる。
夕日の色とネックレスの色とが混じり、赤金の色となる。
こうしてみると公平というのは大変らしい。
「ありがとうございます」
「では、真実と公平を己が仕事に示すのだ」
「はい、それでは……」
神官に頭を下げると私のところに戻って来た。
「終わったのかしら?」
「うん、一応。でもこのまま帰るのもなんだから一通りのことをしておこうよ」
「一通りって何をするの?」
「まずは占い!」
「占い?」
「運命を占うことで自分がどうするかを決めるだけさ、さあ、やってみよう」
教壇の脇に小さな通路がある。そこに入っていくと占いと書かれた部屋があった。
さっそく、それぞれに分かれ、部屋へと入る。
薄暗い部屋の中に一人の占い師がいた。私はそのまま占い師の前に座る。
「手を……」
占い師に言われるまま、机の上にある魔方陣に手を載せる私。
紫の輝きとともに魔法陣が回る。そして光静かに消え去った。
「ほう、お主……両親の仇を追っているみたいだな」
「ええ……」
「悪いことは言わん、恨みを捨てて率直に生きよ」
「……それは復讐なんて空しいだけ、って言いたいのかしら?」
「違う、お主の追っている仇はお主が思っている以上の存在じゃ。下手をすればお主だけではなく、もっと多くの人を巻き添えにするぞ」
突然の宣告に私は言葉を失う。
いくらなんでも周囲に被害が及ぶなどといわれても信じられなかった。
「……だとしても私は両親の仇を討ちたいの」
「決意は固いか?」
「ええ」
「そうか……なら身近にいるものを決して利用するな。悪徳がお前の体を蝕めば、お前の命運をも尽きる」
「利用だなんて……」
「正確に言えば仇以外のことなら頼みごとをしても問題は無いと言うことだ。まあ犯罪の類いは勧めんがの」
「……そう」
「あと、運命が動く前触れはお主の知り合いだな」
「知り合い?」
「身近にいるものではない、遠方から来るものじゃ。」
「遠方から来る者……」
「まあ自らの運命を生かすのは誠実な心じゃ。忘れるなよ」
「分かったわ」
私は部屋から出るとマキナが外を眺めていた。
退屈だったのか、椅子の上で足を組んで憂鬱な顔をしている。
私に気が付くとすぐさま椅子から立ち上がる。
「どうだった?」
「敵討ちはやめろ、ですって」
「そうか……まあエリンのことだから大丈夫だと思うけど」
「ねえ……」
「何?」
あなたは私の両親の仇について知っているのかしら?
あなたの力で両親の仇の所へ連れて行って欲しい。
あなたの力で仇を……。
「エリン?」
「いえ、やっぱりやめておくわ。それよりもあなたの占いはどうだったの?」
「わかんないってさ」
「分からない?」
「色んな運命がごっちゃになって未来が見通せないってさ」
「そう……それじゃあそろそろ山を降りましょう」
日は完全に暮れた。近くに一気に降りられる滑り台が見える。
行きは大変だったが帰りは楽のようだ。
「でもなぁこのまま帰るのもなんだし、僕はちょっと……」
「まだ何かあるの?」
「当然じゃないか、ここまで来たんだから秘湯を……」
「秘湯?」
「そう、この山のちょっと入り組んだ場所に温泉があるんだよ!」
「行きたいの?」
「当たり前だろ?」
「じゃあ行きましょうか」
「うんうん、エリンが素直で僕は嬉しいなぁ」
マキナに導かれるまま温泉へと向かう。
教会から少し離れた山道を歩く。
入り組んだ場所にあるせいで正直に言って歩き難い。
しかし歩き続けると徐々に川のせせらぎが聞こえてきた。
「へぇ……いいところじゃないの」
案内された場所は小さいが綺麗な温泉だった。
やや開けた場所にあるおかげか、遠くの山や町も見渡せる。
何より周囲には人の気配どころか動物の気配もない。
聞こえるのは優しい風の音だけだった。
「ふふん、いいだろ? さっさと入っちゃおう!」
私たちは温泉へと入ってみる。やや熱めだが十分に入れる温度だった。
汗でまみれたの身体にはこの温泉は気持ちが良い。
案内人のマキナは久々の広いお風呂に興奮してるのか、お風呂に飛び込んできた。
「いやっふぅ!」
大きな水しぶきが私の顔にかかる。
「こら! 誰もいないからってはしゃがないの」
「そうは言ってもこの広いのを独り占めなんて最高じゃないか」
「……それはそうだけど」
月明かりがとても綺麗だった。輝く月夜の元で浸る温泉はとても気持ち良い。
山登りの疲れもあったのだろうか、つい身体の力が抜けていく
しかし、それに待ったをかけてきた。
「うーん、また大きくなったね!」
「へぁ!?」
マキナが私の胸をじっくり眺めている。
そういえばこうやって一緒にお風呂に入った覚えはほとんどなかった。
「同じ物を食べてるはずなのになぁ……やっぱ血統か……」
「そういうのは……自分のにしなさい!」
「もががが!」
顔を引っ張って落ち着かせる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こうしてモルゲンディータへと帰る私たち。
宿屋に戻って一番大変だったのは荒れた部屋の掃除だった。
酒瓶が散乱し、ハンスとオルソンは床で雑魚寝をしている。
酔った勢いなのか二人とも上半身裸。こんな二人は見たことがなかった。
一方のターニャは巻き込まれるのを危惧して、一人別室でぐっすり眠っていた。
せめて止めて欲しいと思ったが彼女一人では重荷だったらしい。
私は御者席の上で大きく伸びをする。
帰りも何事もないことに安心していた。
「いやぁ、良い町だったな。テランドゥ!」
「そうね」
「気が向いたらまたいつか行こう。まあ流石に実費になるかもしれんが」
「ええ」
ふと馬車のほうへ視線を移す。
疲れが出ているのか、馬車の中から寝息が聞こえてくる。
馬車に乗り込んだらいつもの声は聞こえなくなった。
昨日の山登りもあるせいか、完全に疲れ果てて眠っている。
今度から何か運動をさせてあげた方がいいのかもしれない。
眠っている彼女を見て、ふと疑問に思ったことを口にする。
「それにしても……彼女は一体どこから大金を持ってくるのかしら?」
「なんだ、そんなに気になるのか? 金の出所が」
「ええ……」
「まあ、ディーラーは金が入り易い商売だからな」
「勝てば大金ってことね」
「ああ、損失を出したら……まあお慰みってことで」
釈然としない気持ちを抑えながらも
近くに町が見えた。今日は流石に野宿ではなく普通の宿どまりになりそうだ。
「エリンー、また大きくなったのかい?」
「なんだ、またって?」
「気にしないで頂戴」
馬車の中から聞こえるマキナの寝言に思わずビクリとする。
横からのハンスの質問に私はそっぽを向くのだった。




