ワープ
アリアはすぐに旅支度を済ませてアクアや使用人に挨拶して周り、すぐに旅立った
「何をそんなに急いでいるんだ?」
俺はたまらず質問してしまう、アクアなんて泣きそうになっていたのに構わず出ていったからだ
「レイブは知らないかもしれませんが、到着した順位でクラスが決まるの、だから出来るだけ早く着いて優秀なクラスに入りたいの」
そういう事か、なら
「力を貸してやろうか?」
「…それってズルじゃない?」
確かにどうなんだろうか…だが俺は剣だぞ?
「…道中、貴族の子が魔物や暴漢に襲われた時に腰に魔剣を挿していたなら、その貴族の子は剣を抜くだろう…」
「……それもそうね……レイブお願い出来るかしら?」
「承った」
俺は目の前にワープゲートを開く
抜けた先には魔法学院の正門
どこでもドアならぬどこでもワープ
「…ついちゃった…あっけないわね…」
そう言われましても
アリアは受付を見つけたらしく歩いて行く
「お名前と入学許可書を」
「アリア・エーハイムです、よろしくお願いします」
「アリアさんですね、これからよろしくお願いします」
受付から貰った木札には3の数字が刻まれていた
「あちらが、生徒の寮になります、この木札が鍵になりますので無くさぬように、最上階の奥から3番目の部屋になります」
「ありがとうございます…あの…私は3番目の到着者ですか?」
「そうです、方法は分かりませんが、受付の目の前で手紙を受け取った者が一名と、数分前に到着した人が一名です」
上には上がいるって事だな…何をしたのかわからないが…
「…そうですか…」
アリアがあからさまにガッカリしながら寮に向かう