学園
あれから10年…
アクアは熟女に
アリアは美少女に育った
国はアクア・エーハイムの圧倒的軍事力で守られて、隣国はどうしても落とせないエーハイム王国を落とそうと画策し疲弊しきっていた
アクアのことを隣国は人の皮を被った悪魔と罵るものの豊かなこの国との国交を断つ事もできず、アクアにいいようにされていた
そんなある日突然魔法学院からアリア宛に入学を認める手紙が届いた、魔法学院は独立した国のようなもので周りの国の寄付で成り立っていて寄付をした国の優秀なものにこうやって入学を認める手紙を送ってくる
入学試験はあるようで無い、なぜなら魔法学院に到着するまでが試験だからだ
姫さまや貴族達には厳しいかも知れないがどこの国からでも一週間あれば余裕で着く距離にある
エーハイム王国からだとアリアの足で3日か4日ってところか…
魔法学院に入学する事は大変名誉な事らしく平民でも入学するだけで貴族の婿養子や嫁になったって聞く事もある、貴族は伯がつくらしく自分たちの娘、息子を入学させたがるが裏口入学の類は一切なくどういう仕組みか手紙が届いた人のみが入学出来る
「アリア?行きたく無いなら行かなくていいのよ?」
アクアは促すようにいう心配なのだろう、入学試験は1人旅だ、いや、違うか他の入学者達と行く事は認められている、保護者は同伴できないはずだが
「王族に名を連ねるものとして責任を果たします」