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落ちた剣

「はじめまして、私は女神パール、あなたは死んでしまいましたが死ぬ予定ではありませんでした。そこでもう一つの世界に転生してもらう事になりました」



ザ、女神って感じの人が淡々と言ってくる


なにを言っているのかわからない、といいたい所だったが女神様パワーか何かで言っていることが理解出来てしまう



「あなたを人間として転生させる事は出来ませんが、人間と変わりない生活と人知を超える力を授けます。使い方は向こうで確認してください。では、あなたに素晴らしい運命があらん事を、」





真っ白い光に包まれるとそこはもう別の世界と理解出来たなぜなら鎧姿の男達が俺を抜こうと頑張っているからだ



さてさて、自分のステータスでも確認して見ますか


心の中でそう思うだけで自分の状態がわかる




名前 女神が天より落とした剣


魔力 500万


スキル


破壊不可、人化、意思疎通、自重操作、魔力吸収、スキル強奪、


ユニークスキル


剣技創造



……俺は剣に生まれ変わったんだな、名前が微妙だが仕方ない




…女神様やり過ぎじゃないですかね、ユニークスキルがやばすぎる、剣技創造はもうアニメの技だろうがなんだろうが剣や刀を使う技全てが使えてさらに無い物まで想像できれば使えてしまう…




ここでいったん周りを見渡す、おじさんばかりだ…どうせ使われるなら青年か少女でなければ…だが今はいないから適当に抜かしてやるか…


お!ダンディで気の良さそうなおっさんが来たな…この人にしよう


おっさんが触った瞬間に自重操作で軽くしてやるとすんなり抜けた


おっさんは目を白黒させてる


「な…なんだこの魔力は…」


抜いた事よりそっちに驚いたのね






どうやらしばらくあたふたしていたが城に帰るらしい




城まで三時間ぐらいでついてしまった、城下町は中世ヨーロッパって感じだし小説によくある普通の町だった、気になるのは獣人がいた事ぐらいか、エルフもいるのかな


余計な事を考えているとどうやら王様に献上するみたいだ


「王様、こちらの剣が空から降って来た剣になりますお納めください」


「ふむ、宝物庫に入れておけ」



おいおい、それは困る宝物庫で一人寂しくいるなんて剣として最悪じゃないか、


「な!…」



「どうした⁈」


「剣が勝手に…」



自重操作で一瞬空気より軽くして切っ先が下になった瞬間に重くしてやった


その後何人もの兵士や貴族が抜きに来るがおっさんばかりだ…どうせ使われるなら美少女がいいが、高望みわしないからせめて青少年にしてくれ




結局その日はおっさんばかりで終わってしまった





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