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詩集をチクチク刺繍する

なにもない

作者: わだか

たまねぎをむくように 過ぎる日々が

どーにもこーにも目にしみる

疲れたよ もう十分生きた気がするけど

あとどれくらい歩けばいいの?

隣に寄り添うひともなし


たまねぎの皮をむくような日々は

なんにも残らない気がしてさ


空虚だな、メールも ラインも わたしの心も

寂しくもないのに 涙がでるな

なんでかな たまねぎを剥くような日々を終わらせて


なんにも残さず 消えてしまいたいね

べつにだれもわるくないけど

たまねぎの芯みたいにからっぽなまんま

なんにも残さず 消えてしまいたいね

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