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シティーガールハンター2  作者: 椎家 友妻
第七話 それからのあれこれ
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3 殺し屋の第二の人生

 それから数日が経った日曜日、園真探偵事務所にある人物がやって来た。

 ピンポ~ン。

 事務所のインターホンが鳴り、私は二階の玄関の扉

(このビルは直接階段を上がって二階の事務所に行く作りになっている)

を開けると、何とそこに、

 桐咲潟奈ちゃんが立っていた。

 「か、潟奈ちゃん⁉どうしてここに⁉」

 思わず声を上げる私。

潟奈ちゃんは白鳥高校の制服姿で、背中には大きなリュックを背負っていた。

まるで家出でもしてきたかのような格好。

そんな潟奈ちゃんは、ぺこりと頭を下げて言った。

 「私、アヤメビトコーポレーションを辞めました。

これからは人を殺さない人生を歩んでいこうと思っています。

つきましてはこの園真探偵事務所で、住み込みで働かせて頂きたいと思いましてやって来ました!」

 「ええええっ⁉潟奈ちゃんここで働くの⁉しかもここに住むの⁉」

 「はい!生活費を工面してくださればお給料はいりませんし、学費は他でアルバイトをして稼ぎます!

寝るところは押入れでも倉庫でもどこでも構いませんので、どうかよろしくお願いします!」

 「え、え~と・・・・・・」

 あまりに突然の申し出に途方に暮れていると、潟奈ちゃんの声を聞きつけた綾芽がドタドタとやって来た。

 「話は聞かせてもらいましたよ!

どうしてもここで住み込みで働きたいと言うのなら、まずはこの私を倒してからにしてもらいましょうか!」

 「いいでしょう、結局この前も決着はつかずじまいでしたからね。

この場で私の方が強い事を教えてあげましょう」

 そう言って睨みあう二人。

結局この二人はいつでもこういう感じなのね。

そんな中背後から園真会長が現れ、鶴の一声を放った。

 「いいわよ?部屋は空きがあるし、あんたなら役に立ちそうだし。私の為にしっかり働きなさい」

 それを聞いた潟奈ちゃんはとても嬉しそうに笑い、

 「はい!もちろんです!これからよろしくお願いします!」

 と頭を下げた。

綾芽は大層気に入らない様子だったけど、私は潟奈ちゃんの事が嫌いじゃないし、ちょっと嬉しいかも。

でも、この先どうなる事やら・・・・・・。

 こうして園真探偵事務所に凄腕の(元)殺し屋が加わり、ここでの生活がますますにぎやかになるのでした。


 シティーガールハンター2 完


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