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どうしてヤカラ達はああなのか? 4/4

この様に、3人が話し合っていると、上空で2匹の大きな影が羽ばたいているのが目に入った。


バサ、バサバサ……


大きな羽音(はおと)を響かせ、低い高度をゆっくりと進む2匹の魔物。

それを見て薬師が声を上げる。


「あ、オオガラスと、オオスズメじゃん」


隣で同じものを見ていた勇者と戦士も『ああ……』と言って相槌(あいづち)を打った。

薬師はこの2匹の魔物を見ると、ニヤッと笑って仲間に告げる。


「なぁ、せっかく森まで来たんだからさ。

アイツ等を狩って経験値にしないか?」


その提案に対し、2人は気軽な気持ちで賛意(さんい)を示す。


『それも良いな』


オオガラスもオオスズメも、この辺りでは非常に良く見る初心者向けの魔物である。

だからと言うのもあって、彼等は何も危険な事が起きるとも思わず、ゴールドと経験値が手に入ると考えた。

こうして3人はあの2匹の魔物が飛び去った方角へと向かう。


◇◇◇◇


「クワタくぅーん、あそこの花がとってもきれい!」

「あ、本当だ!

サワちゃん、あそこにしようか?」

「うん!」


空から下界の全てを見渡せるのは、鳥の魔物の特権である。

2匹はそんな空から、美しい花が咲き乱れる、森の中に在る平原へと降り立った。

そこは森に囲まれた中にぽっかりと空いた、花園だ。

降り立ったオオスズメは、そんな特徴的な場所を見渡すと不思議そうに小首を(かし)げる。


「どうしてココには、高い木が無いのかしら?」


すると隣のオオガラスが得意げに説明した。


「ここはね、周りよりも少し低いでしょ?

だから雨が多く降ると、周りから水が流れ込んで、そして水没して浅い池になる。

だから木の芽はいつか呼吸が出来なくなって、それで毎年決まった時期に枯れるんだ」

「すっごーい、クワタ君物知り!」

「そんな事無いよ!

でも何も無くてびっくりしたでしょ?

都会の方が色々遊ぶところもあるし……』

「そんな事無いよ、私田舎好きだもん。

うーん、空気がおいしい!

あ、そうだごはんにする?

お弁当買ってきたよ!」

「本当っ!いやったぁー。

スチムパンクのご飯美味しいよね!」


こうして柔らかい草の上で、お弁当を広げて食べ始めようとした2匹。

……この時だ。

急に森の中から3人の人間の男が現れ、そして驚く2匹を凝視(ぎょうし)し始めた。


『!』


いきなりの乱入者に声も無く驚く2匹。

見た目からでも勇者達の集団だと分かる、その()()ちに思わず心が(こご)える。

そして、そんな体が固まった2匹を見逃す勇者達でもない。

すかさず一人の男が黄色い液体の詰まった(びん)を投げ込んだ!


「危ないッ、サワちゃん!」


次の瞬間、咄嗟(とっさ)にオオガラスはオオスズメに(おお)いかぶさり、降ってくる薬剤から彼女を守った。


バリーン!


瓶は近くの石に当たり、激しい音と主に、中の液体を撒き散らしながら粉々になる。

立ち上る煙、ソレにまかれながらオオガラスはオオスズメに「サワちゃんっ、逃げて!」と叫んで、人間達に向かっていく。


「この野郎っ!」


羽ばたき、上空から攻撃しようとしたオオガラス。

ところが次の瞬間翼が痙攣(けいれん)をおこし、高く飛ぶために地面をけったオオガラスは、頭から地面に突っ込んでしまう。


「ら、ろうした……はれ?

上手(うま)く、(しゃべ)れなひ……」


翼や舌が(しび)れ、普段のように動く事も出来なくなったオオガラス。

ここで彼は初めて先程の煙が、麻痺性(まひせい)の毒だという事に気が付いた。


「なんだよ、カラスにしか効いて無いじゃねぇか……」

「わりぃわりぃ……でも見たところコイツ等番(らつがい)でしょ?

片一方を見捨てないかもしれないから、その時帳尻合わせるわ」


お気づきだと思うが、この3人の男は、先程エンペラスライムから、財布と兜を盗んだ勇者グループである。

勇者は薬師に上手く行かなかった事を、ぶつくさ文句たれながら、いよいよ起き上がれなくなったオオガラスの元に近寄っていく。


「泣かせてくれるねぇ……

そら彼女の元へと帰りな!」


勇者は次の瞬間オオガラスの腹を蹴り飛ばし、天高く弾き飛ばした。


「クワタくーんっ!」


それを見たオオスズメが悲鳴を上げる。

空高く舞ったオオガラスが、彼女の目にはゆっくり落ちて行くように見えた。

心臓が……凍り付く。


ドサッ!


大きな音を立てて地面に叩きつけられたオオガラス。

オオガラスは痛みで痙攣しながら、オオスズメの方を見て「サワちゃん……逃げて」と呟いた。

この様子を見て戦士の男が勇者に言った。


「スズメの方じゃなくて上に飛んでるじゃねぇか……」

「あれ?おかしいな……

アッチに行く筈だったんだけどな」

「ちょっと代われ、俺が手本を見せるから」


そう言うと戦士の男は、必死に震えながら立ち上がろうとするオオガラスの近くへと歩いて行った。


「クワタ君!」

「来ないでサワちゃん!遠くに……遠くにィッ!」


オオガラスはよろけながら立ち上がると、痛みに震えながら、やってきた戦士を睨みつける。


「彼女は、やらせ……ないッ!」


そう呻くとオオガラスは一歩、二歩と歩き、そして最後の力を振り絞って戦士に飛び掛かった。


バッシィーン


そんな弱り切ったオオガラスの腹を、戦士の右足が蹴り抜く。

オオガラスは再び宙を舞った。

……そして、オオスズメの傍に墜ちる。


「お、さっすが!」

「これが蹴りだ、勇者は前衛もやるんだから今のやり方を覚えろ。

いつかワスプ―ルの橋を越えて、鉄の国に攻め込んだ時、今の腕じゃ通用しないぞ」

「分かったよ、説教は後にしてくれ。

それよりもあのスズメとカラスをやって、経験値とゴールドを手に入れようぜ」


3人はそう言うと、武器を抜き払ってとどめを刺すべく2匹の魔物の元に向かって行った。

……オオガラスは瀕死(ひんし)の重傷だった。

意識は無く、口から血を流しながら、オオスズメの胸元に抱えられている。


「……ギリッ!」


この時、オオスズメの(くちばし)の奥底で、激しい怒りに満ちた歯ぎしりの音が響いた。

そして祈りの言葉が、その嘴から(こぼ)れる。


「―(われ)の中に眠る(まこと)(われ)よ……

―今こそ(ふう)じられた姿を解き放ち、この世に現出(げんしゅつ)をせん……

―空に覇を唱えし者の一欠片(ひとかけら)として。

―今まさに目の前にいる敵の全てに無慈悲と破滅をもたらさん!」


祈りの言葉を言い終えた後、このオオスズメの体は強烈な光を発し始めた。

彼女をただのオオスズメと思っていた、勇者達はこの光景に驚き、思わず目を(そむ)ける。


『!』


こうして眼がくらみ、しばし視界を失った3人。

やがてあの光は収まり……

光が収まったその後で、彼等は急ぎ光源となったオオスズメの姿を見た。


「……あれ?」


思わず戦士は目を(こす)った。

先程までそこに居たのはオオスズメだった筈である。

ところが今居るのは、オオスズメではなく、もっと巨大で、そしてシャープな体型と、華やかな羽飾りに(いろど)られた、見たことも無い銀色の鳥だ。

その優美な見た目と、そして……殺気に満ちた眼差しが彼等の目を奪う。


「なんだあの鳥?

フランフランにあんな鳥いたのか?

それとも中ボスにエンカウントしたのか?」


思わずそう言って仲間達に目を向ける勇者。

仲間達も、自分が何に出会ったのか分からず戸惑(とまど)う。


「…………」


次の瞬間、この銀色の鳥の目がスゥーっと細くなった。

そして……薬師の腹にこの鳥の翼が撃ち込まれる。


「…………」


この銀色の鳥は、さっきまで視界の向こうに捉えていた筈である。

距離にして6メートルほど……あそこで寝ているオオガラスの付近に今の今まで立っていた。

それなのに、次の瞬間自分の傍らにいた薬師に攻撃を加えているのを見て、思わず勇者と戦士は心が無になった。

……(きょ)を突かれたと言ってもいい。

そして次の瞬間衝撃波と共に爆音が響き渡る。


ドーンッ!


吹き飛ぶ勇者と戦士、一体何が起きたのか分からず地面をのたうち回る。

激痛が体を駆け抜けた。

肺が、そして内臓が、バラバラになったかのように痛みを(うった)える!


『……な、え?』


何が起きたのか分からなかった。

2人は顔だけでも動かし、周りを見る。

こうして目に飛び込む、先程まで自分が居たと思われる場所……

その場所では、銀色の鳥の翼が、薬師の体を、腹から背に向けて串刺(くしざ)していた。

やがてぐったりとした薬師から羽は抜かれ……ゆっくりと彼の体は地面に落ちる。

こうして広がる、美しい花達の中の血反吐(ちへど)()まり……

銀色の鳥は返り血を浴び、そしてピチャピチャと音を立てながら血溜(ちだ)まりをゆっくり歩いて、勇者達に向かって歩き始めた。

赤と銀、そして憎悪に染まるその鳥の姿……

この時、初めて勇者と戦士は恐怖に震え出した。

銀色の鳥は言う。


「お前とお前……あの男の様にすぐに死なせはしない。

地獄へはゆっくり行かせてやる……」

『ひ、ひぃぃぃぃっ!』


勇者と戦士は、痛む全身を必死に動かしながらこの場を去ろうと走り出した。

薬師の事は頭からすっかり抜けた。

とにかく生存本能がこの場から逃れようと足を動かす!

……次の瞬間、戦士の右足が空を飛んだ。

ある筈の足が無いのだ、そのまま地面に倒れる。

そして巻き上がる強烈な突風。

ビョウと鳴ったその音の中に……彼の足が(まぎ)れて飛ぶ。


「お、俺の足……俺の足」


……あの足は、先程オオガラスを蹴り飛ばした足だった。

その彼の顔のすぐ横に、血なまぐさい色と匂いで飾った、あの鳥の足が置かれる。


「あ、わ、あわわわ……」

「バラバラにしてやる、少し待て……」


銀色の鳥は、感情の無い抑制(よくせい)()いた声でそう呻くと、まるで瞬間移動の様にこの場から風と共に消え失せる。


『あ、ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!』


次の瞬間、見えない所で勇者の悲鳴が上がる。


『足がぁ、俺の足がぁぁぁ』

「お前は高い所が好きだったな……」


次の瞬間、戦士の視界の片隅(かたすみ)……木の上あたりを高々と跳んだ勇者の姿が見えた。


『…………』


空高くを舞う勇者は、声を発する事も出来ない。

そしてドサッと言う音が地面から響き、悲痛の呻きを上げる勇者の声が響き渡る。


『ぐわぁぁぁぁぁぁッ……チクショウ。

ふぐぅ、ふぐぅぅぅぅぅぅ……

俺が……俺が、何をした?』


それに銀の鳥は何も答えない様子だった。

ただ次の瞬間、ブチブチっと言う肉が裂け、骨が割れる音が響き渡る。


『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ』


悲鳴が響く。


『腕が、俺の腕がぁっ……』


戦士は急ぎ()いずったまま、この場を移動しようとする。


「ひぃ……」


あの鳥は危険だった、血に飢えた野獣だった。

とんでもない殺人鬼で、人間を屠殺(とせつ)する悪魔だ。


「なんでだ?俺はオオガラスとオオスズメを狩りに来たんだ……

あんな化け物がこの森に出るなんて聞いた事も無い!

俺はレベル13になった。

こんなフランフランに出没する、低いレベルの魔物にやられる筈も無いんだ。

どうしてだ?何が起きたんだ……

こんなのクソゲーじゃないか!

イイダバシに苦情を入れてやる、バランスが崩れているじゃないかよ!」


戦士はそう呻いて、必死に地面を這い進む。

……そしてどれ位進んでいっただろう?

もう勇者も、薬師も、その存在が影も形も見えなくなり、やっと人心地付(ひとごこちつ)いた戦士は傷の手当てを始めた。

持っていたポーションで回復をし、失った足を取り戻す。


「ふぅ、やっと歩ける……

流石にこれはゲームだな、良かったぜ。

しっかしヤバい敵にエンカウントしたもんだ、どんなイベントが発生したんだよ、クッソ!」


そうぼやいた戦士は、早速帰還の為に歩き始めようとした。

そして近くの木の下を歩き去ろうとした時、肩にポトッと何かが落ちたのに気が付いた。


(虫か?)


そう思って肩を触るが特に何もない。


ボト……


次に目の前に大きな黒い果実が落ちてきた。

なのでそれに目を向けると、果実はくるりと回って……

首だけになった勇者と目が合った。


『!』


思わず息が止まる戦士、そしてその頭上から声が響いた。


「最後の時間は楽しんだか?」


思わず声がした方を見上げた戦士の目の前に、全身が真っ赤に染まったあの鳥の姿があった。


「あ、ああ……」

「次はお前の番だ……」


ブチッブチブチッ!

ボキン、ボキンッ!

―うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。





気絶したオオガラスが目を覚ましたのは、夕方になってからだった。


「クワタ君!」


オオガラスはオオスズメに抱かれたままの姿で目を覚ます。


「クワタ君、無事だった?」

「さ、サワちゃん……」


そして徐々に記憶を取り戻したオオガラスは、自分の頭を胸に抱いたオオスズメに急いで尋ねた


「あれ、サワちゃん……あの勇者達は?」

「知らない魔物が助けてくれたの。

その方がポーションもくれたよ」


オオガラスはそれを聞くと、自分の腹をまさぐった。

骨折もしていない、ピンピンとした体である。


「そうなんだ……じゃあその魔物はコウゾウさんの知り合いだね。

後でお礼を言わなきゃ……」


老ダークメイジは顔が広い、きっとその縁で助かったのだろうとオオガラスは思った。

彼はそう言った後、安堵の思わず溜息を吐く。


「コウゾウさんって、どなた?」


オオスズメが胸元のオオガラスの顔を覗きながらそう尋ねると、彼は誇らしげに言った。


「元ダークロードで、魔王様の側近もやっていたコウゾウさん。

俺はそのコウゾウさんの所で働いているんだ」

『!』


この時、オオスズメの目が大きく見開かれた。

それを見たオオガラスが嬉しそうに尋ねた。


「あ、驚いたでしょうサワちゃん!

コウゾウさん凄いんだよッ、だから俺もこの方の元で修業して、上位転職してみせる」

「え?ああ、そうなんだ」

「任せてよ、俺……上を目指すからさ」

「上を?」

「うん、オオガラスのままでは居ないよ!

いずれはゴクラクチョウや、ガルーダとかになる!」

「……そうなんだ」

「いつかね、今は……」


そう言ってオオガラスは、先程晒(さきほどさら)した醜態(しゅうたい)の事を思い出した。

そんな彼にオオスズメが言う。


「きっとなれるよ。

……クワタ君、カッコイイね」

「…………」


顔が近いと、彼女の匂いが甘いと……オオガラスは思った。

……本能がそうさせたのだろう。

オオガラスは黙ってそのまま嘴をオオスズメの嘴に近づける。

その嘴にオオスズメの嘴も近づき、そしてコツンと、軽い音が上がった。


◇◇◇◇


オオスズメが変化した銀の鳥は『こいつ等のお金は全部上げるから』と、付近の魔物に持ちかけ、あの勇者一行を棺桶に詰めて町の教会に送り出した。

その一部始終を見ていた存在が実はあった。


新人盗賊“焼き肉串”である。


彼女は、ガタガタと震えながらスズメの成れの果ての銀の鳥が、勇者一行を殺戮(さつりく)していくのを見ていた。

そして銀の鳥が、再びオオスズメの姿に戻るのも見ていたのである。


「スズメこわっ!

……二度とカラスとスズメはイジメないようにしよ」


実は彼女、あの後アイツ等に復讐(ふくしゅう)したくて、金でも盗んでやろうと、後をつけていたのだ。

そしてあの凄惨(せいさん)な現場を目撃したのである。

そして、あの恐怖の鬼スズメに見つかる前に、こっそりとこの場を立ち去った。


こうして物陰から物陰へ、夕方の太陽を頼りに進んでいくと、あのエンペラスライムが半狂乱になって探し物をしているのが見えた。

スライムは不安と恐怖に押し潰された声で呟く。


「無い、無いよ、俺の兜が!

財布なんかどうでもいい、兜、兜はどこだ……」


こうして兜、兜と呻きながら半狂乱になって探し回るエンペラスライム。

その様子を見ながら“焼き肉串”は首を傾げた。


(兜って、あの兜?)


粘液と包帯で汚れたあの兜がそんなに大事だとは思わなかった彼女は、急ぎ自分が投げ捨てた茂みに舞い戻る。

そして茂みの奥底から兜が入った袋を見つけた。

兜は相変わらず袋の中にあり、粘液と包帯にまみれて汚れている。

彼女はこれを洗って装備してみようか?と気の迷いの様に思うのだった。




結論から言うと、この兜を手にした事で彼女の運命は大きく変わって行く事になる。

せいぜい青銅の兜を装備するのが限界だった、フランフランの国では、ありえないぐらいのスペックを誇る、オリハルコンの兜。


この兜は、彼女の運命に影響を及ぼし、そして見事なまでに。

……女盗賊を“ヤカラ”へと変えるのである。


今回のお話しは如何だったでしょうか?

もしよろしかったらブックマーク、感想、ポイントを戴けると幸いです。

それが励みになります、


こんなマイナーな作品を見てくれたあなたが大好きです!


では今度はいつになるか分かりませんが、出来るだけ急いで次を描いて行くのでよろしくお願いいたします。

失礼いたします。

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