二人の男
とある日常常にイライラした不機嫌な男がおりました。その男は何を考えているのか?それは誰も知る由もありませんでした。彼の名前は太郎、酒もたばこも家にはおいておらず買いに外に出ようと考えているがその男は引きこもりで外に出られない性格の人でした。出れるときは何かきっかけを使って外に出ているが、自ら出る事は苦手な男でした。
急にインターホーンが鳴り男は少しビクついた様子でしたが、玄関扉を開けました。全く知らない人物でしたが、彼は知らない男の話を聞き始めセールスを承諾した代わりに「私とコンビニに来てくれという話を持ちかけましたすると男は親切な人で彼が少し精神的に落ちている事が分かり二人でコンビニに行くと帰りぎわは男は知らない男に仕事の帰り道に寄ってくれという話で男はその返事をしませんでした、翌日再びインターホンが鳴り響き…
太郎が扉を開けると、彼はショットガンを手に持って立っていました。太郎はとっさに後ずさりをしましたが、彼は自分を撃たない雰囲気だったので、どうしたのと尋ねました。「今、人を撃ってきた」…太郎は手が震えそうになりましが何とか今の現実をコントロールできるまでになり、服に血が付いた彼をみてこれからどうしようと言いたい気持ちを口に出すまでの間二人はじっと立っていました。
彼の方から先にどうしようという言葉が太郎は少し安心した感じがありましが、タバコのお礼に家に招き入れました。太郎の頭の中で彼の今後の生活を考え、彼の方をじっと眺めながら心の中で問いかけていました。
彼は手が震えているのがわかり太郎は本当にやってしまったのかという気持ちで彼の口からこれから俺と一緒に逃げてくれとはなしてきました。男とは自分が何をいわれているのか?と思いましたが、たった一本のタバコでも自分にとっては最高の一本だったのを理解し男をかくまう決心をしました。…
翌日二人は家の中でコンビニで買ってきたご飯を食べながらテレビで昨夜家の近所で人が殺害されたニュースが流れ太郎は彼がジョットガンを使っていたことが理解できた。
もしかしたら警察がきたらどうしようという気持ちで二人はどうしたらいいのかを考えながらご飯をたべていた。それから警察が「昨日事件があり何か知っている情報があるのかを」聞いてきたので、彼をかばう口調で答えその日は終わりました。その時事件現場
で何を感じた捜査官が二人の家の前に立ち止まり何かを考えていたことは二人は何も知る由もありませんでした。
それから数日が経ち警察内では、捜査本部を設置し捜査が行われました。刑事は、いろんな場所に出向き情報を収集していた中で二人は、街の中で買い物をしていました。一人の刑事がある異変に気付きました。年齢差がある男同士が平日に楽しく話しているのを疑問に思い彼らに職務質問をしました。二人は心の中で戸惑いを感じていましたが、何も変わらぬ顔で刑事の話に答えていました。…
その日、二人は海外に移住計画を考えたろうが亡くなった両親の財産を持っている事を彼に伝えたら彼も仕事で稼いだお金がある事がわかり決心。
犯行で使ったショットガンを処分し、数日後海外に飛び立ちました。刑事は空になった二人がいたと思わせる部屋の捜査をし何かを処分した痕跡がある事を理解し突然男同士が海外に旅出った事を追いながら、海外までに事件が発展したことを思いながら、一本のタバコをくわえていました。…
数日が経ち、海外の警察にも日本の指名手配の情報がいきわたりました。太郎らが行きついた場所はイギリスでした。二人が潜伏している場所が街に馴染んでいる事が一番の得でした。パトカーが日夜街のあちこちで巡回している様子を彼がちょうど発見し、あわてて帰ってきました。
太郎に報告すると太郎はそのまままた日本に帰国してどこかしらないところでと言い、二人は赤の他人から共犯へと変わりました。それから海外から帰国した二人は日本の日本海側の山に以前に誰かが住んでいるボロボロの一軒家をみつけました。ここなら近所にもあまりみつけられないと考えた太郎らはここでまた生活を始めました。そのころ警察では、頭を抱える事が多くなりどうしても何も手がかりがない状態に皆はいらだっていた。
生活していると一人のおばちゃんが訪ねてきてふたりがここで生活してくれていることが分かるとここに住んで良いよっと話し二人はそのおばちゃんが海女さんで近くの海女小屋から来てくれたことを知るとなんて親切な人だなとおもっていました。それからこの田舎町にも慣れてきたころ一人の男が訪ねてきました。彼は警察手帳を手にするとショットガンで女性を殺害した事件について話し始め、
二人は彼の言葉がうまく聞き取れなくなってしまいましたが、自分たちがいた家からショットガンのかけらが一致し焼却したが破片が落ちていた事を聞き、これまでという感じでその男に話し始めました。彼は会社では優秀な成績をおさめるセールスマンでしたが、その殺害した女との仲は複雑で女の為に借金を返している自分に嫌気が指しネットで海外から購入したショットガンで女を殺してしまった事を話して、お客だった太郎も共犯にし逃亡をしていたことを話すと、そばにいたおばちゃんは、涙を流しいつか人生いろいろあるがあなたたちは必ず罪を償ってまたここにいらっしゃいと…
その言葉に二人は涙をこらえながら男と共にパトカーに乗り車は走っていきました。
刑務所の中でおばちゃんから手紙が来ました。あなたたちの事を警察に連絡したのは私だいつかあなたには素晴らしい何かを見つける事ができるからと…
その手紙を読み二人は刑務所内で刑期を終え出所し花束とお土産を持ち、太郎が先におばちゃんの元にあいさつしに来ました。それからは太郎がここで店を開きおばちゃんらと彼が帰ってくるのを待っていました…