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1. ぼやきから始まるハナシ
作者初めての投稿小説です。
物書き初心者の作者でありますが、
最後までお付き合い頂けますようガンバります。
ぶっちゃけ、めっちゃドキドキしてます。
それでは小説の方へどうぞ。
お前、知ってるか?
非日常ってのはな、
意外と近くにあったりするもんなんだ。
そう、知らないだけで。
……ん?なんだ?
い〜や、
オレはンなもん知らんほうが良かったね。
ああ、欲しけりゃやるよ。
ちっこくて可愛らしい姿のまま、この世をさまよいつづけている悪霊の子どもたちか、
その子どもたちの保護者気取りで、全く仕事をしないヒマな死神か、
カタコトをしゃべる主食が円滑油の、やたらと美青年な人形か、
オレが小さい頃から付きまとってくる、食費がハンパない妖艶な美女姿の狐の妖怪か、
さぁ、
どれがいい?
……っていうか
もうホント誰でも良いから、
コイツら誰か引き取ってくれよ
マジで。