出入り自由!?
「・・・・戻りました。お父様。」
「そ・・。人違いは兵がしたこととはいえ、事の発端はお前だぞ。」
「はい、心しております。」
「よし。だがあまり脱走するなおまえはおれの・・・・・なんだからな。俺の顔に・・を・・・たらたまらん。」
「はい。」
この人たち・・・
「どしたの?急に黙り込んで。」
「え、あ、ううん。なんでもない」
「そう」
「またせましたね。こちらへ。」
「でも、ほんとそっくりだなー。遠くから見たら全くわかんないよ」
「そう?」
「そうですか?」
とりあえずなんだかんだで夕食後。
「本日はまことに申し訳ございませんでした」
ミリアが頭をまた下げる。
「いいよいいよ。別に」
「いえ、私のせいですから。そうだ!亜矢さんたちは城の出入りを自由にします!」
『えぇ!』
「姫様本気ですか?」
「お父様いいかがでしょう?」
「わしは別にかまわん。好きにしろ」
「では、少々お待ちください」
ミリアがパタパタと向こうに行ってしまった。
「えーっと、わたしたちはー」
「ここでお待ちください」
「あ、はい」
数分後。
「すみません、おまたせしました。」
ミリアが、亜矢たちにカードを渡す。
「これで、城に出入り自由ですわ」
「ありがと」
美希(よっしゃ!これで、出入りは可能)
亜矢(出入りは可能とか思ってるでしょ)
美希(へ?そうだけど?)
亜矢(このカード使ったら、チェッカーズが私達だって気づかれるじゃない)
美希(そこは、盗まれて使われたとか言ってさ)
亜矢(ここがどこだか分かって言ってんの?)
美希(うん)
ハァ~
亜矢は、盛大にため息をついた。
「まぁ今日はこれでかえらせていただきます」
「はい、またきてくださいね」
『またね~』
「さぁ~て、ややこしくなったぞ」




