ミルア一日目
「うっわ。」
「・・・・・」
「天蓋つきのベッド。」
「すごすぎじゃない?」
「とりあえず荷物おきなよ。」
すでに、亜矢がベッドで寝転がっている。
「荷物置いたら、もう買い物とか行っていいよ。きょうはね。」
「やったー!ココのスイーツ美味しいらしいんだよね。」
美保がすでに、荷物を置き外へ出ようとしていた。
「はやいって。」
「待って、」
美香たちも荷物を置いて、美保に続こうとする。
「いってらっしゃい。」
亜矢は手を、ひらひらと振る。
バタン
「さーて、城の調査でもしますか、」
亜矢は、パソコンに向かった。
「パソコン付きは、やっぱ嬉しいなぁ。」
カタカタカタカタカタ
「うわ。」
ミルア城と、打ち込んだだけでものすごい数の情報が、引っかかった。
「えっと、あぁこれだ。」
亜矢は、引っかかった情報の中から一つ選びクリックした。
「いっつもこれ、使うんだよね。ま、怪盗たちの情報サイトだからですけど。」
(なんで、普通のパソコンで出てくるんだろ?ちょっと改造しとかないと無理なはず。)
疑問に思いながらも亜矢は、ミルア城の地図を出した。
「えーっと、ここからこういって、ここで曲がって、でも、どこに保管されてるかだから、」
亜矢の、一人作戦会議は続く。
正午、
「ただいま、」
「んあ、おかえり。」
亜矢は栗色の髪を後ろにまわし、帰ってきた美保たちの方を振り返った。
「いつものことだけどさ、というよりいつもより酷くない?」
机の上には線だらけの紙。
「いまなんじ?」
亜矢があくびしながら聞く。
「昼。」
「昼ごはんやな。あんたたちは、食べてきたの?」
「まだだから、帰って来た。」
「んじゃ、食べに行く?」
「今日は、そっちの方がいいかも。」
「じゃ、いきますか。」
亜矢が、髪を整えくくる。
ガチャ
「どこ行く?」
「スイーツの、店探してるときにいいとこ見つけたで。たしか、こっちの方に・・・」
スタスタスタスタ
「あ、ここ、ここ。」
かれこれ30分後。
「おいしかったー。」
「なぁ、ちょっといい?」
「どしたん?」
「あのさ・・・」




