亜矢の仕事と美保たちの寄り道
「ふぁー。」
よく寝たぁ。今何時だろ?
〔AM8・55〕
「うおぉ!」
なんで、誰も起こしてくんないのぉ!もー驚き桃の木洗濯機だよ!急がなきゃ。
ドタドタドタ
「美希五月蝿い!」
美香の声だ。もーうちが・・・って、え?
バンッ
「何でみんないるの?!」
「何でって、今日が終業式だから。」
「あ、でも亜矢はいないんだ。」
「あたりまえ。」
んじゃ、朝ごはんどうしたんだろ。
「なぁ、」
ビシッ
いっせいに指差さんでも。ま、朝ごはんにありつけたし、いっか。
「あ、」
タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タン
「りんごー、朝ごはんだよ。」
なんだかんだで10分後
「みきー。着替えたー?行くよー。」
あ、美保。ウチの服装は、
<上、パジャマ>
<下、パジャマ>
<靴下、はいてない>
出かけられる服装じゃないな。
「先に行ってて。」
「うん。じゃ、先行ってるから。」(めっちゃ心配なんだが)
「ほいほーい。」
さ、続き続き。
30分後
ドタドタドタ
「ちーこーくー!」
___________________亜矢サイド____________________
「ありがとうございましたぁ。」
めいいっぱいの笑顔を客にむける。今、とてつもなく繁盛している。忙しすぎて抜ける暇が無い。
「美波ちゃん、休憩してきていいよ。」
「あ、ありがとうございます!」
(やっと休憩できる。)
亜矢は、ヘロヘロになりながら休憩所まで行った。
(んもー!こども使い荒すぎ!ま、いま大学生ですけど。)
「美波ちゃん、これどーぞ。」
「ありがとうございます。」
(ココのひと達優しいなあ。)
「あれ?亜矢いないな。」
(!)
「私代わります。」
「え、でもさっき休んだばっかでしょ?」
「だいじょうぶです。」
たたたたたたたたた
「いらっしゃいませ。」
まためいいっぱいの笑顔を向けて、応対する亜矢。
「あ・・・」
(み・な・み)
「みなみ・・・さん。」
(美保が機転の利く人で助かった。)
亜矢は、安堵のため息をついた。
「このメロンパン二つと、クリームパン三つください。」
「かしこまりましたぁ」
(えーっと、メロンパン二つと、クリームパン三つと。)
「おまたせしました。メロンパン二つとクリームパン三つで、百五十円になります。」
「はい。」
「ありがとうございましたー。」
(ん?)
亜矢がもらった代金の中には小さな紙が入っていた。
(なにこれ、)
開いてみると短くこう書いてあった。
『夜 召集 伝』
(ナイスッ)
「みんな、今日はココまでだ。帰ってくれていいぞ。」
『ありがとうございましたー!』
「あぁ、美波ちゃんはこれね。」
「ありがとうございます!」
(さぁ、打倒?ミルア!)




