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チェッカーズの放課後

亜矢目線です。


「もー。何で、昼のニュースでチェッカーズの事やるかね。」

 美希が、百字帳に殴り書きしながらぼやく。

「同意。給食噴出すとこやったわ。」

 亜紀が同意したが、私は黙って宿題の計ドをやっていた。(横には、お気に入りの漫画)

「あ、美保ココ教えて。」

「どこ?」

「18ばんの問2」

「あぁこれは、三角形の公式を利用して、」

 私が美保に教えてもらってると、

「亜矢。アレ本気?」

 美香が聞いてきた。

「アレって?」

「ミルアに行く話し。」

「あぁ。」

 えっとミルア?何の話だっけ。ミルア、ミルア、ま、うなずいときゃいいでしょ。

「うん。」

『ハァ。』

 私以外がみんなため息をついた。あ!ミルアに怪盗しごとしにいくって話か!元から本気だしいいでしょ。

「それより、憂鬱にばっかなってないで用意はしてあるの?」


ギクゥッ


「私は大丈夫。」

「うちも。」

「美香も。」

「美保も。」

 私はジトーっとした目線で、美希を見る。

「な、なに?」

「美希。今日中に用意をしなさい。」

「大丈夫ゆうたやんか!」

「おまえの大丈夫が一番心配じゃー!」

 私達ウチらがワーワー騒いでいる間にみんな宿題を終えてしまった。うぅ、美希のせいでさっきの教えてもらってたのが中途半端になったじゃないか!さっさとやろっと。

「・・・・・・・・・・・・。」

「だいたい、ブツブツブツ・・・・・・(漫画を読み始める)」

 えっと。五分の四わる二分の三は、十五分の八っと。

「おわったー!」

「え!はやっ。ウチまだ百字も終わってないのに。」

 美希がおどろいてる。まぁ終わってないのは当たり前でしょうね。今、手に持ってるのが鉛筆えんぴつじゃなくて、漫画なんだもの。

「ウチもミルアにいくよういしょっかな?」

「何でウチには怒ってるくせに自分もできてへんやんか!」

「アホ。確認に決まってるやろ。」

 悲鳴を上げてる美希はほうっておき、部屋で読書でもしますかな。


<美希>


<美保>


<亜紀>


<美香>


んで、あたしの部屋っと。いっつも思うけどなんであたしが一番奥なんだろう。


ガチャ


「さーて何読みますかね?」

 本だなには、推理系、ファンタジー系、などなど。

「暇だから本借りて言っていい?」

 あ、美希。

「いいよー。ってあんた宿題終わったの?」

「それにしてもでかいねー。幅何メートルよ。」

「最高でも六メートルまでよ。って流すな!」

「十分でかいって。」

「そう?だから流すな!」

「そう。」

 そうかなぁ?ってまた流された。

「あれ?緑のヒトデ文庫の謎解きシリーズは?」

「亜紀に貸してるよ。」

「えぇー。」

 文句を言ってるが、無視。

「んじゃ、これ借りてくねー。」

「あ、うん。ってそれだめー!」

 もー、今の次なのに~。

「じゃあなにならいいんよー!」

「んー。一番上の段。」

「台は?」

「いらないでしょ。」

「いるでしょ。」

「いらない。」

 こうして、亜矢の放課後が終わる。




ちなみに亜矢も漫画読んでましたよ。

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