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怪盗ガールズ見参!

「くそっ。奴らだ!」

 男の刑事が、雨の轟音にかき消されないよう精一杯叫ぶ。

「怪盗チェッカーズだ!」

となる数時間前・・・。


サァーーーーー


 外は、雨が降っている。


コツコツコツコツコツコツ


 誰かが歩いてくる。チェッカー模様をつけたマントと、ぼうしをかぶっている。

 その色は、さまざまだ。黒、白、ピンク・・・などの色だ。実際人数は、五人。一人に一つの色だ。


コツコツコツ   ピタッ


 五人は、ある部屋の前で止まった。

「ここでいいのよね。」

 黒いチェッカー模様の人(声からすると、女)が、他の四人にきいた。

「あぁ、ここでいい。」

 答えたのは、白。(声からすると、男)

「ふ~ん。」

 そういって、黒は、耳を扉につけた。


ガヤガヤ


 少しの騒ぎが聞こえる。

「よしいくわよ。」

 そういったのは、ピンク。女のようだ。(声からすると、だが)

「OK!」

 返事をしたのは、黒だが、いつの間にか、変装していた。(他の四人もだ。)

「よし。」

『行こう!』

 黒は、勢い良く扉を開けた。

「大変だ!」

「入り口に!」

「宝を持った!」

「チェッカーズが!」

「いた!」

「わ!」

 その五人は、順番に言った。

「なんだって!でもここに宝が・・・」

 はじめに叫んでいた刑事が叫んだ。

「偽者と変えられていたようです。」

「なんだって!行くぞ!全員入り口だ!」

 「はい!」という返事が聞こえると、宝の部屋に居た警察は、屋上に行ってしまった。

「はは!ちょろいちょろい!」

 黒が、笑った。

「これで仕事しやすいね。」

 虹色のチェッカー模様のひと(女)が言った。

「仕事熱心なことで。」

 白が、ちょい呆れ気味に言う。

「ま、時間が無いよ。さっさと済ませちゃおう。」

 そういったのは、パープル(女)

「それもそうだな。」

白が答えて、宝に手を伸ばす。

「えーっと、暗証番号は~2448905679っと。」


ピー ガションッ


 機械的な音がして、宝のケースが開く。

「よしっ。あとは、逃げるだけだな。」

「このまま逃げても良いけど~。」

「なんだよ・・・。」

 白は、黒の言い方にいやな予感がした。

「警察の前に出てやらない?」

ほらやっぱり。

「それに何のメリットがある?」

 白は、聞き返す。

「特には、無い」

「却下だ。」

「え~~~~。」

「さっさと出るぞ。」

「はぁ~~~~~~~~い。」

 黒は、すごく残念そうだ。

「ちょっと大変!警察がもう戻ってきた!」

 虹が叫ぶ。

「げ!」

「とりあえず・・・・」

『屋上に行くぞ!(いくよ!)』

 五人は、屋上へ向かった。

 警察には、部屋を出たときに見つかってしまった。

「まてー!お前らチェッカーズだろ!」

 男の刑事が叫ぶ。黒がついつい言い返してしまった。

「違うわよ!」

「じゃあなんなんだ!」

 刑事が聞き返すが、今度は返事をしなかった。

 警察に追いかけられながら、(ま、圧倒的に差をつけていたが。)五人は、屋上に着いた。

 逃げる直前五人はこういった。

「刑事さん。」

「覚えておくと良いわ」

「この五人のときは、」

「私達の名前は、変わるの。」

「怪盗・・・」

『ガールズにね!』

「怪盗ガールズ?」

 刑事は、思わず聞き返してしまった。

「そ、んじゃ、」

『シーユー!』

 怪盗ガールズお決まりの台詞を口にし、五人は、屋上から飛び降りた。

「!!!!!」

 警察は、驚き、落ちていった所を見に行くと、誰も居なかった。

「次は捕まえてやるからな!」

 完全に雑魚キャラの台詞だ。

 

 

始めまして、クロードです。

第一話いかがでしたか?

次話は怪盗ガールズのメンバー紹介です!

お楽しみに?

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